2011年12月31日土曜日

2011年もあと1ページ

2011年もあと数時間。
今年は本当に色んな事があった。

まさか空飛んじゃうとは思わなかった・・・。
今考えると相当調子に乗っちゃってたんだな。

今年は私も含め回りで事故が多かった。
来年は今年以上にリスクマネージメントを考えないと、自制心を持ってね。

でも、あれだね。
馬鹿は腐ってもバカだわw
無論バカは私だけではないがなっw!

来年もバカ道一直線、常に全壊下克上!
・・・あ、全壊はマズい。
流石に堪える・・・。

さて、本年は本当にお世話になりました!
来年もよろしくお願いいたします!

皆様良いお年を!!

そういや、神奈川で迎える新年って初めて・・・か。
雪降ってないとなんか違和感があるね。



Rebirth

世界中で、赤い服を着てしかも変装までした国籍不明の不審者が不法侵入を繰り返し
しかも、頼んでもいない物を置いていくというけしからん愉快犯が跳梁跋扈する
悪夢のような日々がようやく過ぎ去った。

元々は誰かの誕生を祝う日であったはずだが、今ではその崇高な意味も失われ
結局は浮かれ騒ぐだけの破廉恥な日に歪められてしまった昨今の現代社会。

それに対抗するべく造られた組織がXAC、つまりクリスマス撲滅委員会である。
だがそこでも、当初の崇高な目的は失われそれぞれの主義主張により四分五裂。
事実上瓦解した。

今では足を洗った私ではあるが、一度外道に堕ちた者は死ぬまで外道であるらしく
枕元に置いた靴下に”1198”の修理代が入っている事は無かった。

しかし、それについて悲嘆にくれる時間はない。
日本人の年末は忙しいのだ。

南蛮渡来のXデーが過ぎればいよいよ師走も本番。
大掃除だの年末の買出しだの新年を迎える準備をする。

私も例外ではない。
今年は帰省をしない事もあり、部屋の大掃除特に水回りを中心に行った。

そしてムルティストラーダとビアンキの整備。
我が愛機たちは今年も良く走ってくれた。

ホント感謝。
まだ我が手に戻ってきた訳ではないが、1198もいずれは帰ってくる。

それにしても今年、振り返ってみれば世の中的にも自分にもはいろんな事があった。
大震災もあったし欧州は未だにキナ臭い。米国も青色吐息だ。
しかも、来年は世界中で指導者が変わる。
政治的にも経済的にも”良い事”を探す方が難しい状況だ。

そして私自身”空を飛んで”入院もした。
入院を通して色々学んだ事は私にとって大きなものだったが
払った代償もまた大きかった。

・・・ま、調子に乗ってはイケナイということですねw
ドカでコケるなんて精神的にも財政的にも衰弱します。
被害甚大天罰覿面、人生立て直すのに精一杯の毎日ですw

それでも震災や入院で”人と人の繋がり”の大事さを改めて知ったのは大きな事だ。
来年の事を言うと鬼が笑うそうだが、来年だけでなくこれからもずっと
”絆”は大事にしていきたいと思う。

追伸
死んでもおかしくなかった事故で、この程度で助かったのは僥倖だったと
最近思うようになった。きっと私にはまだ”やらなきゃならない”事があるのだろう。

それが何かはわからないが、少なくとも”やってやるよ!”と勝負を挑んでくる
連中を蹴散らすぐらいはしてさしあげないとねw

まずはリハビリですな。色々とねw

2011年11月30日水曜日

入院ミッション終了!!

いや〜、入院なんてするもんじゃないねw

今日退院しました。

入院中お見舞いにきてくださった方。
メールや電話で励ましてくださった方。
”これで一人前のバイク乗りだ”と更なる飛躍を煽ってくださった方。
(これが凄く多かったw)
”死んだってホントか?”ともうなんだか良くわかんない励ましを送ってきやがった・・・
激励してくださった方。
入院中、一時帰宅や買い物につきあってくださった方。
また事故当時、バイクを起こしてくれたり連絡してくれたり声をかけてくださった方。

そして今、九州でミッション中の勇者たち。

本当にありがとうございました!!
この場を借りて御礼を申し上げます。

ホント、ありがとね!!
ホント沢山の方にお見舞いにきてくれました!!
嬉しかった〜!!
情けない姿を曝すのには抵抗がありましたがねw

無事退院しました!!
先ずは身体を治します。

ほんと、感謝感謝、感謝です!
もう一度。

ありがとう!!

そして、もう12月なのなw
なんか浦島太郎の気分だわw

2011年11月9日水曜日

コーナーを抜けたら空が見えたんだ

色々問い合わせが多くなり、隠しきれなくなってしまったので正直に言います。 10月末に1198で箱根某所を走行中にリアからスリップダウンし コケちゃいました。 ゛あ!゛と思ったらズサー。 そしてそのまま崖下へダイブ。 崖下へダイブと書くと衝撃的ですが、実際は割りとなだらかな ところで、また密生していた笹藪のおかげでなんとかなりました。 現在入院中ですが、まあ、ちゃんと生きてますよ♪ まさか、ホームコースを救急車で全開ダウンヒルを敢行するとは 思いませんでしたがw 元気いっぱい!とは言えませんが、とりあえずなんとか 生きてます。 ただ、今夜だけは泣きたい気分です。

2011年10月28日金曜日

Designtide TOKYO


優れた機能こそ優れたデザインを生むと信じて疑わなかった。

例えば戦闘機。
例えば鍛造ピストンだ。

見事な流線型の機体に身を捩らせ、ピストントップのカッティングに狂喜乱舞していた。
それらカッティングエッジなデザインは優れた機能を前提にして生まれた物だ。
私はそれこそデザインの意味であり、全てであると思っていた。

現在は少し考え方が違う。
優れたデザインは、それそのものが優れた機能なのだ。

例えば我が愛機Ducati1198&Multistrada1200。
カウルデザインやライトデザインが少しくらい変わっても性能に差は生じない。
だが今のデザインでなければ、私は一生バイクに乗る事は無かっただろう。
つまり、1198によって私の人生が変わる事はなかっただろうし
Multistradaによって遠くへ行く楽しさも知らぬままだったろう。

優れたデザインは人のココロを豊かにする。
優れたデザインは、きっと人を幸せにする。
ま、私はそれほど幸せではないがねw

で、Designtide TOKYO。
今週末から東京ミッドタウンで開催するデザインイベント。
知人が出展するらしく、”もし良ければ・・・”とお誘いが。

うん、行くよ。今週末時間つくって。
こういうイベントは作品見てるだけでも楽しいしね。

普段はバイク乗って峠走ってダメ人間のフリしてますが、偶にはこういう事もしますw

2011年10月16日日曜日

Dangerous sunset






夕暮れ時の箱根には雰囲気がある。
静謐な朝と甘い夕暮れ。

今朝は予想通りの雨模様故、夕暮れ時の重役出勤。
いつも通り、いや気温と路面温度は朝より状況は良好。

では、いつものように走れるかと思えばさにあらず。

夕陽が、太陽が発するレイザーが我が眼を貫くのだ。
スモークシールドとサングラスを装着していても、ビームでピヨる。

眼が〜っ!眼が〜〜っ!!

それでも、コーナーは限定されるが、アスファルトのザラッとした感触で頬が緩む。
車は少ないが、しかし朝とは状況が違う。

迷惑をかけないように、走らないと・・・。

ビーム照射ポイントもあり、朝のようには走れなかったが、それでも満足!!
秋の夕焼けも綺麗!!

そして、今日はいつものレストハウスではなく、フジビューさんで休憩。
※レストハウスは二つある。
また、火照った身体にソフトクリームの甘さと冷たさが染みること染みること!!

ん〜・・・、素晴らしい!!
人生とはこうでなくては!!

うむ、今日も楽しかった!
でもやっぱり朝がいいね。

2011年10月15日土曜日

≒Monochrome No.2









新規に実装したi-CloudとColor Splash Studio。
以前はカシオ イメージング スクエアを使っていたが、それを上回る使いやすさ。

こんな写真が2〜3分で。
素晴らしい。

しかし・・・今朝は起きたら13時。
しかも、着替えもせずソファーに突っ伏したまま、そのまま堕ちてしまった。
もう年ね。

今夜は早く寝る。
明朝は晴れるといいんだが・・・。

ダメなら夕方だ。

2011年10月14日金曜日

お!!

件のau i-phone。
どうやらauアドレスにきちんと対応するみたい♪
アドレス帳も、他社からの乗り換えも含めて移管可能とのこと。

素晴らしい♪
これでロムスカ・パロ・ウル・波平さんのように

゛読める…読めるぞ!!゛

と言えちゃうみたいです。
i-Cloud使えば自宅のMacとシームレスに繋がるし、乗り換えは確実♪

あとはタイミングだけ♪

そうそう。
i-Phoneといえば実装された音声認識パーソナルアシスタントSiri。
これ、想像以上に凄いらしく・・・。

ユーザー「愛してるよ」

Siri「他の携帯電話に同じ事言わないでね」


検索や計算、時間やスケジュール管理の他にこんな会話ができるらしくw
賢い上に少しヤキモチ焼きの秘書さんらしいですね。


因に英語のみ。


その内日本語版もアップされるだろうけど、そしたら個体ごとに個性って出せないかね?
ちょっとツンデレとかねw


普段は冷たい口調なのに、GPS情報で登録した住所(自分の家とか)が近づくと急に
口調が優しくなるとか甘えるとかねw


だったら面白いんだけど、そこまでは無理か。


普通の企業なら(特に大企業)怖くてこんな事しないだろうけど、でもこういう
遊び心がいかにもAppleっぽいねw


「もう一度言ってください」とか「意味が分かりません」よりは余程好感が持てます。
ただ・・・携帯電話に向かってブツブツ喋ってると”変な人”に思われる事は間違いないw

2011年10月11日火曜日

iPhoneとクラウドと3Gと・・・これ、破綻しない?

少し大げさに言えば、最近になって”世界が変わった”と思える瞬間が三つあった。
一つはDucatiに乗り始めた事。
二つ目はMacを使い始めた事だ。

そして三つ目はスマートフォンの存在だ。

最初の二つは”自分の世界、価値観”が変わった瞬間であり、三つ目は”世の中が変わった”
と思える瞬間だった。
※DucatiとMacに関しては今更語ってもニヤけるだけなので詳細は省いちゃう。

大雑把に言えば、スマホとガラケーの違いは二つ。
応用性もしくは拡張性とUI(ユーザーインターフェース)だ。

i-Phoneにより爆発的に広まったスマートフォンは、電話というよりも電話機能もある
高性能端末と称した方がふさわしい。
極論すれば様々なものに応用できるのである。

ナビ、ケータイ、PC、手帳、MP3プレイヤー、財布・・・
またアプリによってはラップショットや走りながらバイクのバンク角も計測できるだろう。

わざわざ専用品を買わなくてもアプリ次第ではスマートフォンで事足りる場合が
往々にして存在する。
また、それらのデータをネットワーク上で共有する事により新たな可能性も広がっている。

それらを使いやすくする為のUIはタッチスクリーンによるグラフィカルなもので
視認性、操作性に優れ直感的な操作が可能だ。(慣れは必要だが)

ブラウジングやWeb環境、もっと細かく言えばブログのアップやネットサーフィン
そして動画など、感覚的にはPCを外に持ち出しているようなものだ。

そして外に持ち出した事により、飽くまで私見だが、それによってPCでは
”リアルとバーチャル”をつなぐ感覚だったのが、スマートフォンでは
”リアルとリアル”をつなぐ感覚に変わったのである。
(ただしこれはSNSの普及と発展もある)

”シェア”と”つなぐ”をキーワードに、手のひら大の携帯端末を通して世界中の様々な
情報が、外出先や旅先でも手軽に入手可能なのだ。

ここにAR技術が加われば”子供の頃思い描いた未来”も決して
不可能ではないと、そう思えるのだ。

では、未来はバラ色かと言えば決してそうでは無い。
無論問題もある。

現在3G回線(第3世代の携帯電話ネットワーク)が逼迫しつつあり一部では
通信料金が定額制から従量制になるのでは、と一部噂されている。

いや、噂ではなく米国では既に実施されている。

クラウドサービス(iCloudとか)が本格化しつつある中、端末とサーバーの間で頻繁に
データのやり取りを行うクラウドでは、更なるデータ通信量の増大が予想されるが
これに対し従量制では毎月の通信料が馬鹿みたいに跳ね上がる。
(通信によっては数〜数十万円)

モバイルルーターを持ち歩いたとしても、携帯端末とルーターの通信がwifiになるだけで
ルーターとネットの接続は3G回線を利用している。(今のところ)

その場合、3G回線をダイレクトに繋いでいる場合の方が、ルーターを間に挟まない分
回線速度は速くなる。

3G回線の逼迫が問題であれば、これらも必然的に従量制になってしまう可能性がある。

無論、公衆無線LAN(wifiスポット)もあるが、これはまだ場所が
限られてしまうのが現状だ。
※都内なら兎も角、地方では格段に制限される

実際のところ、動画や画像をどれくらい見たらどれくらいの通信量になる、なんて事は
一概には言えないが、現在のような状況で従量制に移行した場合、かつてそうであった
ように”今どれくらいかな?”といちいち気にしながら通信する羽目になる。

これではユーザーは”ワクワク”しないだろう。

因に米国AT&T(USキャリアのひとつ)では一月2GBまで$20程度。
これで殆どのユーザーが事足りるとの事説明だが、これは携帯端末における
クラウドサービスが本格的になる前の話である。

クラウドが主流になればデータを持ち歩く必要がなくなる為、ケータイ端末は更なる
軽薄短小化できる。デザインの自由度も増え、益々魅力的になるだろう。

つまりスマートフォンが益々その価値と地位を高めていくのは想像に難くない。
今のところ、未来はスマートフォンと共にある。

私が懸念するのは、料金体系によるクラウド化もしくは端末進化の阻害だ。
どんなに便利でも使う人がいなければ”絵に描いた餅”だからね。

勿論ヘビーユーザーによる回線逼迫が問題になるならば、料金体系で牽制する
理屈は理解できる。

だが、それを理由にわけのわからん料金体系(従量制の事ではなくさらに複雑怪奇な料金制度のこと)に移行するのは、様々な意味で救いが無い。

高機能端末とクラウドによる恩恵は、うまく使えば今より人生や生活をもっと便利に
そして楽しくしてくれる。

願わくば通信のマナーやモラルも含めて”ワクワク”できるデジタルライフの提供を
次世代通信の研究を各社には期待したい。

それにしても今夏の節電みたいな話になってきたな。
その内”回線の混雑予報”なんてのも出てくるかもね。

2011年10月9日日曜日

iPhone4Sとauとソフトバンクと

Macユーザーになって幾星霜。
※実際は数週間

しかも、このタイミングでauからi-Phoneが。
※私はauユーザー

これも何かの縁かと思い色々調べてみると・・・
まず、auアドレスに対応するかどうか未だ未定との事。

これは大問題。
初期のXperiaあたりから使ってるユーザーなら既にGmailのみの環境になってるだろうが
その他のユーザーは未だキャリアアドレスがメインだろう。

特にau。

昨年末に発売されたIS03、続くISシリーズも好評と聞く。
人気の秘密の一つには日本独特のサービスに対応した事が挙げられる。
ISシリーズに流れたauユーザーあたりは、今までのアドレスも使えるってのが
変更を決意させた理由の一つだろう。

少なくとも私はそうだ。
つまりauアドレスに対応しない場合、Gmailアドレスが無いユーザーは環境づくり
から始めなくてはならない。
※”アドレス変わりました”っていいふらすアレね。

それとタイミングが若干微妙。
IS03の発売が昨年末。

契約上は2年縛り。
つまりあと1年残ってる。

機器代を分割にしている場合、残りをまとめて払うかi-Phoneの代金に
乗せるかのどちらかになる。

つまり、実質0円の効果が相殺される。

現在i-Phoneを使用しているソフトバンクユーザーなら環境づくりが既に済んでいる為
ソフトバンクでもauでもそう違いはない。
インフラ環境を期待してauに乗り換えるのもアリだろう。
しかもソフトバンクは現在残ってる機材代(i-Phone4とか)は免除。

だがauユーザーの場合、色々メンドイかも。
そういや友人のi-Phoneユーザーはソフトバンクアドレスだったが・・・。

実はもう半分以上乗り換えるつもりだったが、少し静観することにする。
ただの機種変だとあまりメリットがないからだ。

そう考えるとauは意外と苦戦するかも・・・。
しかも”今のi-Phone”ユーザーのマスの取り合いにしかならない気がする。

Androidも十分充実してるしね。

ま、今はauアドレスに対応しなくてもその内アップデートするだろうけど
だったら今じゃなくていいよね。

なんか、意外とダメっぽいぞ、au!!
種類だけ揃えたって、ユーザーはついていきません。

エスノグラフィというか、ユーザー中心のサービス設計をしないと一気に陳腐化する。
その商品でユーザーに何を提供するのか、何を体験させたいのか
もっと言えばどうワクワクさせるかを環境づくりも含めて考えないと・・・ダメですよ。

なんだかこの状況って今の”没個性化”した自動車と似てる。
キャリアはメール環境もあるから簡単には変えられないが、逆に言えばそれだけ。
アドレス変わんなきゃどこでもいいもの、キャリアなんて。

選ぶ基準は機材だけ・・・。

今の車だってそうでしょ?
メーカーなんてどこでもいいもの。
殆どのユーザーにとって大事なのは燃費だけ。

なんだか・・・不毛だわ。

売れれば良い、だけではダメですよ。
頭の悪さを宣伝しているだけです。

頭の悪い(わはは)私が言うと滑稽ですけどねw

2011年10月4日火曜日

世界で一番君が好き!

Macを使い始めて二週間。
非常に感心した事がある。

性能や使いやすさも確かに感動を覚えたが、何より製品に対する思想に感激した。

”売って終わり”の機材ビジネスから脱却できない企業が多い中、Appleの場合は
手に入れた時からが始まりなのだ。

他のメーカーに比べれば圧倒的に薄い説明書。
そこに書いてあるのはマニアックなスペックの羅列でもなければ
よくわからん技術用語のhow toでもない。

”Macのある生活”と銘打たれた”どう楽しむか”の提案なのだ。
そして表紙を開くとまず目に飛び込んでくるのはこの一文。

”このiMacはあなたの為に生まれました”

これは単純に嬉しかった。
思わずリンドバーグを全力で熱唱したくなる程のテンションハイパーMAXである。
Apple製品に囲まれて暮らすAppleファンが死ぬ程いるのも理解できる。

これと同じようなコンセプトで”環境造り”をしようとしているグローバル企業がある。

Nikonだ。

写真のシェアをはじめ、
GPS情報を共有し過去にその場所で自分や他の誰かが撮った写真がビューワーで見れたり
位置情報を共有する事により”もっと前に進んだ方が良い写真が撮れるよ”
”望遠レンズを使った方が綺麗に撮れるよ”等のアドバイスを提供したり
ネットとクラウドを使ってユーザーに様々な情報を提供しようとしている。

これは言ってみればNikon版のiTunesになりうる可能性がある。

自社製品を効果的にしかもダイレクトに実演を踏まえてPRすることができるし
写真にまつわる情報をシェアできれば
”こんな所に行ってみたい”
”こんな写真を撮ってみたい”
とユーザーに思わせる事ができる。

つまりカメラに対する興味やモチベーションを高く維持できるし、何よりメーカー側が
”新たな経験”や”新たな価値観”をユーザーに提供できるのだ。

簡単に言えばメーカー側が自社製品を通じて”ワクワク感”を提案、提供できるのである。
これができる企業は強い。

今のAppleを見れば、そして実際に触れてみればその理由は自ずとわかるだろう。

ブランド力とは得てしてそういう所から生まれてくる。
そして技術とは人に役に立つべきであるし、人生を豊かにすることに
使われるべきだと私は思う。

ミラーレス一眼だけではなく、Nikonの環境づくりにも期待したいね。


2011年10月3日月曜日

ビバリとルイ

朝起きてみるとどよどよ。
無論箱根は10℃前後のシベリアチックな曇り空。

・・・。

なんとなく嫌なイメージがわき上がってくるので今日は欠勤。
で、ベランダに出てまあるい紫煙をひとつ。

ふと見るとこの前の台風で一部損壊したベランダの壁が目に入る。

うちのベランダは偽ウッドデッキであるが、広さだけはいっちょまえ。
これで海が見えればぐうの音も出やしないのだが、見えるのは一号棟の壁という
けしからん立地条件である。

そのベランダの、両側にある壁の片方が風で倒壊してしまった。
元々木製の格子状の壁なのだが、どうやら大分痛んだところに応力が集中したらしく
見るも無惨に木っ端みじん。

おかげで隣に住むイケメンサーファー(引っ越しそばの代わりにスーパードライを
持ってきた件の彼)とツーツーの仲になってしまった。

最近彼とはよくしゃべる。
生活時間が似てるのか、よく駐車場(こちらも隣り合わせ)で見かけるのだ。

そして彼も伊豆が大好き。
彼の場合はサーフィンの為によく下田辺りに行くそうだ。
そんな話で盛り上がるのが最近の土曜の午後の日課となっている。
(彼は朝早く伊豆に行き渋滞を避ける為昼過ぎくらいに帰ってくる。
私も大体それぐらいの時間に箱根から帰還してくるのである。)

そしたらベランダまでも風通しの良い状況になってしまった。

今その彼からサーフィンのお誘いがきてる。
ボードがひとつ余ってるから、とのことだが・・・どうすっかな。

サーファーに対するイメージは良きにせよ悪きにせよ人それぞれあるだろうが
人生を楽しんでる感じが、私には好感が持てる。

そういや、陸地から海を見るなんて日常だが、海から陸地を見るなんて今までない経験。

どんな景色かな?

そんな事を考えてたら、ふとサーフボードの先端にカメラつけたら面白い映像が撮れるかな
なんて思い、ちょっと調べてみることに。

そうするとオンボードカメラとして結構売ってる。
サーフィンだけではなく、スノーボードやバイク、車の
オンボード映像用のカメラとしてだ。
(ヘルメットにつけたり外装に取り付けられたりする)

しかもHD撮影ができたりカメラとしても結構ご立派な性能。
値段は4万前後。

Made in USA(中身は中国製かもしれないが)

やっぱりアメリカはこういうのを作らせたら、というか
こういう企画、考えに至るのがすごい。

日本でも売れそうだけど、こういうオンボードカメラ。
オンボードカメラで撮ったバイクや車の映像に音楽つけてPVみたいなの作ったら面白そう。

こんな事考えて今日は流れてゆきました。


しかし・・・
天気の良い土曜の午後に上半身裸で男同士でニコニコキャッキャッとお話ししていると
また出そうだよ、ホ○疑惑。

私、前科がある(過去に何度かそんな疑惑が出た)ので、気をつけないとイケませんねw

2011年10月1日土曜日

Autumn wind





昨夜のアルコールが効いているのか、今朝はどうにも身体が重い。
それでもきちんと6時に起床。

最近は随分朝晩冷え込むようになった。
路面温度を考えれば、もう何度も上がれまい。
今朝のようなコンディションは貴重なのだ。

いつものように一つ一つ確かめるように、一つずつコーナーをクリアする。
一本目は路面状況の確認。
2本目3本目で身体を解し、やがてアスファルトのざらっとした感触を感じる頃には
いつものように顔が少しニヤけだす。

約2年で20000km。
その8〜9割が箱根某所での走行によるものだ。

それでも全く飽きない。寧ろ走り足りないとさえ思う。

極論すると車の操作は全て電気信号に置き換えられる。
ブレーキ、アクセル、ハンドル操作・・・
細かく計測すれば、足の親指での繊細なアクセル操作さえ電気信号で数値化できる。

高度にby-wire化された車なら、プログラムさえ組み込めばプロレーサーの走りをコピー
することも、そう難しいことではない。
サーキットのような限定されたクローズドコースなら
無人で走らせることは決して難しい事ではない。
ただし、まわりの環境が変化しないことと車体側の状態が変化しない間の短い時間
という注釈がつくが・・・

しかし、バイクはそうはいかない。
走らせる為には人間が積極的にアクションを行う必要があるからだ。

身体をずらし車体を寝かし込む。
バンク角も膝で決めるし、バイクを起こすのにもアクションが必要だ。
そもそも、人間が介在しなければ直立を保つ事さえできないのだ。

つまり、バイクの場合は何をするにせよ人間が支配的となる。

21世紀にも関わらずなんとアナログな乗り物か。
だが、そういった事がバイクの楽しさの要因の一つなんだと思う。

思い通りにコーナーを制した時のあの感覚は、一度味わうと麻薬のように
身体と精神を蝕む。
難しくもある故、それは余計に達成感を覚えるのだ。

そして風を感じて走る事。

バイクは楽しい。
でも、バイクなら何でもいい訳じゃない。
私は自分の自慢の相棒と走りたいのだ。

Ducati1198と箱根某所。
あとは抜けるような青空。

うん、今日も一日楽しかった!
明日も早起きしなきゃね。

2011年9月28日水曜日

Made in Italy


Ducati1199PANIGALE

トレリスフレームからアルミフレームに変更したこと。
エンジンを新開発し、最高出力が195HPであること。
マフラーレイアウトをセンターアップから腹下に変更したこと。

だが、最も驚愕すべきは車重が179kgであること。
乾燥重量ではない。

装備重量で、だ。

・・・素晴らしい!!

できればこれで848evoみたいなミドルクラスを出してほしい。
もう少し軽くしてDTCとABSとOHLINSをつけて。

あとは美しいかどうか、だ。

ま、1199がどんな造形であれ、それでも私は自分の相方である1198STDが
今でも最も美しいと思っているがw

2011年9月26日月曜日

愛される理由



Mac始めました!!

ただの便利な道具じゃない。
これは人生の新しい可能性。

さあて、何をしようか!!

2011年9月25日日曜日

ココロが火照る時



土曜日は誰かと絡むことが多かった。
バイクは一人で走っても楽しいが、誰かと競い合えればなお楽しい。

無論、マナーとルールを守りながら、である。

朝の静謐な空気の中、箱根上空での空中戦。
週末だけの特別な時間、浪漫飛行。
私はこれ以上熱くなれる何かを知らない。

新道を上がる時の、不安と期待が入り交じったあの感じ。
競い合う瞬間の、真っ白になるあの感じ。
全てを忘れて熱くなるあの感じ。

そして私はこれのために全力で仕事をしている。
熱くなれる”何”かがあるだけで、人生は途端に輝きだす。

人生とは楽しむ為にあるのだ。

それと今朝は約13℃と大分気温が低くなってきた。
つまり路面温度もそれなり、だ。

気をつけねば・・・と思っていたら拓さん(NSR)墜落の一報。
身体は大丈夫みたいなのでとりあえずは一安心。

でも、バイクは結構痛んだみたい・・・。
まずはバイク直しましょう!!

2011年9月22日木曜日

大船から愛を込めて

ようやく帰れる…。 会社を出てから10時間以上。 所々記憶が曖昧だが、なんとか品性だけは失わずに済んだ。 ま、こんな日もあるさ。

2011年9月19日月曜日

原点回帰



※これは昨日撮ってもらったもの

昨日、粉微塵に砕けた我が魂。
それをひとつずつ拾い集めつなぎとめ、今朝も上がってみれば”上がる”とか言ってた拓さん
は出勤してません・・・。

アレ?とか思ってたら帰り際新道側ゲートですれ違うw
・・・遅いスよ!!もう10時です。

でも、今朝の空中戦は楽しかった!!
ポルシェのGT3?かな?の方と遊んでもらったし。
朝焼けの方々とも遊んでもらったしね。

異種格闘技戦みたいで面白かった!!

それとフロントサスのセッティング。
昨日もそうだったが、撮影ポイントの上り側進入時。

3速全開からのブレーキングになるのだが、”くっ・・・グググ~”の最後のグ~時に
ハンドルが左右に取られる現象が頻発。

はて?

と思ってたのだが、ピン!と来たのがフロントサスのストローク。
そこで、プリロードを一回転締め上げてみた。

そしたら今朝はその現象が発現せず。
・・・ナルホド、勉強になりました。

なんか、スタンダードのセッティングに戻りつつあるのだが・・・そんなもんなの?

しかし、フルボトムさせながら走ってたのか・・・
今考えるとめっちゃコエー。


今朝はほんとイイ天気!!
楽しく走れたしね!

人生とはこうでないと!
うむ、今日も良き日であったぞよ。


My heart has been ”木っ端微塵”


ヒョーーーー!!
                          ウヒーーーー!!
ヒーーーー!!
                            ハーーーー!!
キャーーーー!!





・・・
・・・・
・・・・・  



ギャーーーー!!


今日は撮影のタイミングが計りやすいことと、燃料のエンプティマークが点いていた為に
距離短縮の為いつもは決してしない場所での転回。

残りあと1本!なんて思ってたら立ちゴケ・・・。
しかも坂道を転がるかのような・・・。

あの時居合わせてしまった皆さん。
図らずも通行の邪魔をしてしまいすいません。

またあの時助けていただいた白いロータスヨーロッパの方。
本当に本当に助かりました!!
ありがとうございました!!

傷は右サイドカウルとアンダーカウルにそれぞれ。
アンダーカウルは見ての通り少し膨れ上がってるところの塗装が剥れてる。
右サイドは120mmx30mmくらいの幅で擦過傷。

今、なじみのバイク屋さんの店長さん経由とGキクチ氏経由の板金屋さんで出来るか
どうか確認してもらってるところ。
因みに店長さん経由の方は、転倒時SSD並みに瞬時に立ち上がった脳内ローンシュミレータ
の概算値よりは、はるかにリーズナブル!

いっそ、2年20000kmでついた飛び石傷や納車時の立ちゴケ傷なんかも含めて綺麗にしたいな。
勿論すべてやると全塗装になるので大きなトコを選んで直してもらおうかなぁ。

あああ~~~~~!
泣きてえw!

それにしてもあんなコケ方して良くこれだけですんだな。
ブレーキレバーもミラーも可倒式で大丈夫だったし、リアブレーキレバーとステップも大した修正
は不要だった。

細身の車体が幸いしたのかなぁ。
下敷きにはなったけどね、私。

それと誰も巻き込まなくてよかったよ、ほんと。

ごめんな相棒。
すぐになおしてやるからな!!

皆様もお気をつけて。
・・・合掌。

2011年9月18日日曜日

2011年9月13日火曜日

Operation:西遊記 ~Go west!~

人生において最も重要なものとは何だろうか。

命?
財産?
それともタイミング?

否。

ノリと勢いだ。


Gキクチ氏。
一年前箱根で会戦した氏と、今次作戦ではともに轡を並べることになりそうだ。

その彼から作戦の行動計画表が送られてきた。

普通はタイムスケジュールと距離は比例関係にあるが
この計画ではその関係が明らかにおかしな二次曲線を描いている。

「・・・面白い」
軽薄そうに聞こえるが、それはとても大切なことだ。

例えばこんな話がある。


日本本社を鎌倉に構えるメジャーなアウトドア用品会社。
社長のアメリカ人は大のサーフィン好きとして知られていた。

その日は、その年最高と思える波だったらしい。
地元湘南からだけではなく関東近郊のサーファー達が湘南へと集まった。

社長は出社前に海に赴き波と戯れ思う存分楽しんだ。

当然のように遅れて出社するわけだが、すると何人かの社員がいつも通り仕事をしていた。
日本なら、いや海外でもそれは普通だろう。

むしろ褒めるべきところだ。

ところがその社長はその優秀な社員たちを本気で怒鳴りつけた。
「なんで海に入らないんだ!仕事はいつでも出来る!
だが良い波は滅多に来ないんだ!どちらが大事だと思ってるんだ!」


人間は歳を重ねると知恵を身に付け賢くなる。
メリット・デメリットを重視し、そればかりで判断するようになる。
実行する前に体の良い言い訳考え、やらない理由を正当化するようになる。

そうやって自分を納得させるようになる。

・・・そんな人生面白いか?

今次作戦はバカの極みだ。
だが、それを”バカだなw”と笑えるのは当事者である我々だけだ。
その作戦に対し熱く夢中になった我々だけなのだ。

さて、もう一度聞こう。

”人生楽しんでる?”

・・・我らがパーティの前にダイダロスの神々の祝福があらんことを。

2011年9月9日金曜日

ブランド力

この街に住んでいると、夏の終わりとか始まりを肌で感じることができる。
帰り際に感じる空気は、もう夏ではなくなっていた。

いつものように海沿いの国道を歩いて帰る。
今夜の波は、少し柔らかい音がする。

私はここでonとoffのスイッチを切り替える。
そしてもうひとつのスイッチをonにする。

”朝晴れたらまた行こう”
帰宅後、真紅の愛機を目の前にし少し甘い声を出してみた。

脹脛からじんわりと広がる明日への期待。
カバー越しに伝わる艶っぽいライン。
その気にさせるように、くびれたウェストラインを薄くなぞりながら語りかけた。

バイクは女性に例えられることが多い。
なら、コミュニケーションはとかく大事だ。

この娘が少しばかり”気まぐれ”なのは愛嬌だ。

実の所、メリットよりもデメリットの方が
多いように思う。

付き合い続けるにはお金がかかるし
高価なブランド品ばかりを要求してくる。
相手に寄り添ったりもしないし決して優しくはない。

まるで現実的な”悪い女”のようだが、この娘は
とても綺麗だ。それも事実だ。

それはまるで甘い毒。
私は二年前にこの毒にヤラれた。

おかげで私の魂と財布は衰弱しきっている。

それでも私は明日朝箱根に上がるだろう。

きっと、笑いながら。

これは大人の本気の遊びだ。だからこそ仕事も本気。
常に全開で、本気で。

生活の中にDucatiがある。
それはつまりこういうことなんだ。