2017年9月18日月曜日

飾りじゃないのよウチの娘は


いや、乗れなくなったら床の間に飾るんですが。

本来ならこの連休で乗る予定だった我が相方1198。
台風直撃で延期。

最近は我が家で大人しくお留守番。

ホントは無理してでもこれで箱根行こうかとも思っていたが、あの状態ではね。
R134もゴミだらけで酷い有様だったし。

今年はホント星の巡りが悪いね、タイミング的に。
出来れば今年中に何度か箱根上空に上がりたい。

もうこれでS2000と同等レベルで走りたいなんて考えません。
気持ち良く走れればノープロブレム。
バイクはホントに”人”の性能次第なので、特に気をつけないと。

天気が良ければ今週末あたりに乗りたいなあ。


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霧の協議会


う〜ん・・・
今朝は気温が上がるってことで、9時くらいには晴れると思ってたんだが・・・読みが外れてしまった。

それでも、3連休でずっと引きこもりってのも性に合わないのでドライブ気分で箱根某所へ。
ついてみるとこんな感じでガッスガス、真っ白。
悪意満載な上にオマケに落ち葉やら枝なんかがそこかしこに吹き溜まっておられる。

状況としては最悪。
でも、誰かいらっしゃいますなw

それでも折角来たので、軽く流す程度に走ってみると朝焼けさんトコの方とすれ違う。
あれ?帰るのかしら?

・・・まさか追ってこねえよな?
こんな人間力と品性が問われるような状況で・・・まさか、そんな、ねえ?
車に頼れないこんな状況で走ったら地が出ちゃうよバレちゃうよ、ヤですよ、そんなの。
なんて思ってたら・・・

来るし(;゚Д゚)

いやあ、徳ってのは積んでおくもんだね。
こういう時に限って前走者が居てくれていらっしゃる。
やっぱり日頃の行いが良いとね、こういう時タスケテいただけるw。

”頼むからオレのそばに居てくれ”と僕は三国峠からずっと願っておりました。

最後の高速区間だけちょろっと遊んでもらいましたが、今朝はそれで終了。
コークスクリューみたいになってるトコが川だもん。
魂が幾つあっても足りません。

その後の雑談は朝焼けさんとY中組の代表者会議みたいになりましてw
”Y中組だと誰が一番速いの?”
”復路は15ですかね〜、往路は皆似たり寄ったりですよ。バカさ加減は組長ですかね?”
とか
”ロードスター乗りなよ、楽しいよ”
”え!僕それやったら色んな人から刺されますよ”
”いいじゃん、侍ジャイアンツみたいに腹から食い破る的な、さ。それが漢の生き様じゃん”
とか
神様方の武勇伝とか若い芽の摘み方とか。

いやあ、楽しかったですねえ!
僕がここで走り出した頃、殆どのロードスターがキャブや4連入れて走ってたのを思い出しました。
そのスタイルに憧れたっけ。

NA + FR + 多連スロットル。
箱根はやっぱりこれでしょう!

結局10時をちょっとまわるくらいまで話しておりました。
これもまた箱根の醍醐味です。

で、帰ろうとすると突然晴れやがる。
予想した時間より約1時間のズレがありました。
まだまだ僕も修行が足りませんな。
・・・というか多分、満ち足りる事は無いでしょう。

折角なので軽く流して今朝は終了。
気になったのは、軽く流す時とそうじゃない時でステアリングの反応が微妙に違うと言うか・・・
軽く流す時の方がなんかダルなんだよね。
これは荷重の掛け方というか何方かと言えば僕の走り方の話だと思う。
また地味にセッティング繰り返しますかね。

うん、今朝も楽しかった!
でも、連休ならせめて日曜の朝ぐらいは晴れて欲しかったな。

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2017年9月10日日曜日

雨男 + 晴男 = ガス?



多少の悪い予感はあった。
お隣さんの車が濡れていた事と道中路面が濡れていた事。
まあ、熱く・・・暑くなるらしいしなんとかなるだろと上がってみればガスとセミウェットのコンボ。

どっちかだけなら兎も角こういう日に限ってコレですか・・・。
キクチ君には申し訳ないのだが、僕はこの時点で今日は流すと決めた。

決めたハズだった。

状況確認後、今朝は早々にピットイン。
しかし、状況は良くないにも関わらず来るわ来るわの満員御礼、大入り袋が乱れ飛ぶ。
なんだか2000年〜リーマンショック前ぐらいの状況を思い出す。
よくよく考えてみると、一応僕も10何年ここを走っている事になる。
普通、それぐらい走ってりゃ大体長老なんだが、ここでは未だに丁稚かペーペー。
いいとこ”係長代理補佐”みたいなものだ。

だからこそ飽きずに毎週走らせてもらってる訳だが、可哀想に遠隔地にいながら
ここにハマってしまい、人生を削りながら走っている愚かな人達が居る。
その筆頭がキクチ君だ 。
キクチ君に限らず最近は埼玉人にそんな可哀想な人達が多いようだがw

今朝はそのキクチ君(晴男)が某I島君(雨男)を巻き添えにして御来箱。
合わせて約一年ぶりのバカみたいな15に乗った某S氏が登場。
この人は余程太いのが好きらしく、カムシャフトみたいなタイヤでも物足りないと言う好き者だ。
さらには何故かレガシィで来やがった、いつの間にか堕落してしまった某M氏。
(超7はどうした!超7は!)

因に何れもバカである。

しかし、この天候、コンディションである。
僕はもう適当に流すだけ・・・と思いワザとタイミングを外して走り出したのだが
こういう時に限って神様は色々な試練を課してくる。

いつの間にか後ろについた、割れたバーフェンが素敵な15。
本人曰く”ナラシです”との事だったが、何だかどう考えてもテンションマックスで
キャッキャッと騒いでいらっしゃる。

ミラー越しの笑顔がまた腹立だしいw

売られた喧嘩は全部受ける。
とは言ってみるものの、往路は兎も角復路は正直手が付けられない。
特に復路前半は終始炙られっぱなし。
順逆変えてフルで走っても最後の高速区間で追いつくかどうか、だ。

僕はこの人の事をずっとクレバーな人だと思っていたが、今日で認識を変えようと思う。
この人もやっぱりバカだ。
と、いうかなんだか走り方が組長に似て来た気がする。
と、いうか実は組長だったんじゃねえか?

ガスとセミウェットでの先頭は想像以上の消耗戦になってしまった。
ああ、終わった・・・と思いきや今度は神様系の人の帰還と鉢合わせ。

よりにもよってこんな時に・・・とは思うものの一緒に走れるチャンスはそう多くない。
弾かれたように僕は完璧超人を追い始め、結果適当にあしらわれそして彼は消えていった。

三国まではまだ辛うじて視界に入っていた神様は、後半区間にある2本のストレートで狂ったように加速し
辛うじて視界に残っていた僕を完全に置き去りにして颯爽と帰られてしまった。

流石に僕等とは速さの質が違う。
どちらかと言えば復路よりも往路の方が強烈だった。
僕は10何年ここに通ってるが、未だに背中すら見えませんわ。

ああ、これで今日は店じまい・・・と思いきや今度は先週も絡んだ病的なテンロクマシンの
ターキーさんがアンブッシュで待ち伏せ。

前を走ってくれれば良いものを何故かまたもや僕が先頭に。
S氏とターキーさんに炙られ続けた都合三度目の今朝の戦闘は、正直良く覚えていない。

敢えて一言残すとすれば、”もう若くないッス”。

・・・ホント、あんな状況で走るもんじゃないねw。
意外に繊細な我が魂は、もう粉微塵に砕けてしまった。
今朝の僕は、悪いおじさんに騙され良いように弄ばれるJKみたいなものだ。

その後、久しぶりのキクチ君はS氏と遊んだり(僕は屍みたいになってた)
それを肴にまたバカな話に興じてみたり。
今朝はけしからん事に組長が不在だったのだが、久しぶりの人が多かった所為かなんだか妙に話が盛り上がった。

普段は組長がその役目を担うのだが。

帰る頃になり漸く青空が見え始めたが、時既に遅し。
昨日も今日も晴れだった筈が、”その時間帯”だけあのコンディションとは、雨男恐るべし。
これはもう一人くらい強烈な晴男を用意してもらわねば。

兎にも角にも妙に盛り上がった今朝の箱根某所。
盛り上がってた頃を思い出して、僕はちょっと嬉しかったな。
勿論、人が沢山なんてのは良い事ばかりじゃないけどね。
そこはちゃんと気をつけないとイケませんね。

うむ、今朝も楽しかった。
やっぱり車遊びは楽しいです。

しかし、こうも外道や悪党が集まる箱根某所って、改めて考えても凄いね。

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2017年9月3日日曜日

類は悪になる


前述したように、今朝の組長は寝間着姿で颯爽と登場。
悪びれもせず、スイっと参加。

だがこの漢、遅れて来ようが寝間着姿だろうが走りまでは寝ぼけては居なかった。

”じゃ、ちょっと走ろうよ”と眠そうに言いながらしれっと450psに上げやがったこの悪党。
だが恐るべきは450psを下りで全開に出来るそのキチガイっぷりだ。
上りよりも下りが得意なんていうR乗りは、僕は他に知らない。
言うだけなら誰にでも出来るが、ホントにやるヤツはただのバカだ。

実のところ、400psまでなら僕は組長を如何様にでも処理できる。
だが、今回真面目に組長(450ps)と走ったが、復路は兎も角往路はかなり厳しい。
ちょっと前ならそうでもなかったハズだが、本人が言うように今年の組長は乗れている。
去年”オレの時代は終わった”なんてほざいていたのが噓のようだ。

実際往路の前半区間、特に高速区間は僕の得意とする所で、遅れをとる事などまずなかったが
今年は一つのミスが致命的になるほど拮抗している。
また、往路後半にある2カ所の短いストレートでついてしまう僅かな差はどうしても消せなくなって来た。

あんな重たいRでしかも450ps、それをハチロクみたいに扱うこの漢、ホントバカじゃねえのw?

それとケイマンのGT4。
往路は兎も角復路で、しかも僕と組長が真面目に走ってきちんとついてくる。
正直コレには吃驚してしまった。

いくらポルシェとは言え、ストレートしか踏めない人について来れるペースじゃない。
僕も組長もそこまでポンコツじゃない。
勿論得手不得手があるのはミラーで確認できたが、トータルで見てあのペースで
ちゃんとついてくるのは最早ただの脅威でしかない。
朝焼けさんとこ以外で速いポルシェなんて殆ど記憶に無いぞ。

・・・む〜、キナ臭いのはY中組内部もか?
なんだか至るとこがヒートアップして来たぞ。
不穏だw
今度組長のRも含め、タイヤの空気圧をこっそり4とかにしといてやろうと思う。

それにしても、これはこちらも何かしら手を打たないと。
単純にパワーを上げるだけなら幾らでも手はあるだろうが、そうではなくて上げたいのはアクセルの開度率、全開率。
あとは中の人の全壊率だろうか。

ともあれ間違いなく去年よりもペースアップした身内同士の骨肉の争い。
涼しい季節を前に、一周廻って寒くなってきたw
楽しくなって来た!!

ただし、無理と無茶は絶対にしない。
無駄は可能な限り省く。
そしてルールとマナーはきちんと守る。

増々楽しくなって来た今だからこそ、今一度胸に刻んでおきたい。


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グローバル化


下界は、ともすれば少し寒いぐらいだった今朝の湘南エリア。
西湘あたりも、ちょっと前までの病的な熱さからは漸く解放されたようで実に爽やか。

こりゃ、結構人が集まるかもな。

そんな予想を見事に裏切り今朝の箱根某所は人もまばら。
朝焼けさんも欠席者が多いが、ウチも組長ですら不在。

・・・日曜の朝に箱根以外どこへ行くと言うのか!
組長は只の寝坊だろう。

だが、来週またもヤツがやってくるので、僕はその準備をせねばなりません。
そそくさと準備をしていると声をかけてくる異国の方が居る。

『ハシル?ジャア、イッショニイコウヨ!』
「僕、そんなに速くないっすよ、ハハ」
『ウシロ、ツイテイクダケダカラ』
「じゃ、ゆっくり走りますねw」

最近は朝焼けさんトコも国際化の波が訪れているらしく、異国の方がいらっしゃる。
そういやウチのJも今頃どうしてるだろうか。

ツクバをフラットで周る病的なテンロクマシンを駆るこの方は、今年に入って良く見るようになった。
「ボク、キョウデ”ゴカイメ”ダヨ」
なんて言ってたが、走りそのものはとても5回目どころではない。
もっとも、「ゆっくり走りますねw」なんて言っておきながら、実際その通り走ったヤツを
僕は箱根某所で見た事が無い。
無論、それは自分自身を含めてだ。
当然、今回も全力で逃げる。

・・・が、相手も歴戦の手練。
一歩的なワンサイドゲームになる筈も無く、特に復路ダウンヒル区間では
前半区間の貯金を粗方取り崩す事態に。
三国を過ぎた辺りから、ミラーに移る黄色い姿が徐々に大きくなっていく。
「・・・これで・・・5回目?・・・マジ、かよ」
斜め後ろに掛かるGに耐えながら一人呟く。
いつもターボ車ばかりを相手にしている僕は、三国から先こそハッチャける区間なのだが
今回は明らかに相手の方が綺麗なステップを刻んでいる。
800kg前後の車体ならではだが、だからと言って誰にでも出来る訳ではない。
”車だけ”の連中は何人も見てきたが、そういう人はそもそもこんなペースは維持できない。

しかもこれで5回目(本人談)。
僕がここに至るまでに何年掛かったと思っているのだろうか。
どうやらキ○ガイは黄色を好むらしい。

仕方ない。
戦略を変えよう。
相手の得意分野での真っ向勝負を避けるのは常套手段。
僕が勝負をかけるべきは、その先の高速区間。
上が伸びる分、そこは僕の方が有利だ。
前後が入れ替わっていたなら取るべき手段も変わってくるが、今は僕が先頭で
最後の高速区間は比較的僕が得意とする所だ。

ゼブラのペイントを乗り越え、下りきった最後の右の中速コーナーを抜けると僕は右足に力を込める。
そのままアクセルコントロールとステアリング操作だけで左、右へとステップを刻む。
4速まで入るこの区間に必要なのは愛と勇気だ。
最近、ちょっと調子を崩している悪2000にも同じ事を伝えたい。

必要なのは愛と勇気。

溢れんばかりの愛と勇気を携え僕はその後の高速区間を駆け抜ける。
ミラーに映るその姿は少しだけ小さくなったが、僕の中の印象は寧ろ大きくなった。

その後、僕だけもう一本走らせてもらったが単独ではそれほどテンションが上がらない。
やっぱりここは誰かと走るべき所だ。
その方が何倍も勉強になるし何より楽しい。

トータルで見ると上が伸びる分だけ僕の方が若干有利だったが、それも僅かな差。
寧ろ古い設計の足回りでよくあんなペースでトラクションをかけられるものだと思う。
流石にここに集う人達は、何処か何かおかしい。

こんなレベルで毎週遊べるなんて、こんな場所僕は他に知らない。
だからこそ、何年通っても全然飽きないのだと思う。

いやあ、楽しかった!
あ、組長は当然のように寝坊し遅刻でしたw。


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