2021年11月28日日曜日

淵切

キクチ君に一通り見てもらい、特に問題のなかった我が相方S2000。
とは言え走行距離も嵩んで来ているので、結局エンジンもミッションもOHはする予定。
その予定というかちょっとした段取りをキクチ君にご相談。

来週に迫ったY中組の溺死者の集いの事を話し、何故かスカスカの首都高を通って帰神・・・
のはずが、ふと見た油圧計の値がおかしい。
通常はアイドリングで3bar弱の値のはずが、何故か4barを超えている。

オイル交換したからかな?
と思い走り出すが、全開時でも6bar程度の値のはずが4000rpmあたりで
既にメータースケールぶっちぎり。

速度計のメータースケールならウキウキだが、油圧計となると流石にドキドキする。
明らかにおかしいので一旦キクチ君トコに戻り、事情を話すとやっぱり”センサー異常じゃないかな?”との診断。
一先ず、STACKの販売元のSARDに補修部品が出るかどうかの確認だけしてほしい事を伝え
今度こそ帰路につく。

僕のS2000の中では比較的新しい部類に入る部品だが、ちょっとずつ交換周期が巡って来てるらしい。
未だ現役の戦闘機とは言え、もう20年も前の車だからね。

ウチの悪2000とも話すが、やっぱりこういう車は”今後どれだけ維持できるか?”がとても大事になる。
割とメジャーな車種なので、余程の事がない限りどこかが(ある程度メジャーな部品は)
作るだろうと思ってはいるが、所謂チューニング部品ではない部品(ブーツとか)は
今後問題になるかも。というか、既に問題かも。

少し前に、仕事でつながりのある○ンダの元役員に”純正部品の値上げはやめてくれ”と話した事があるが
”そこしか利益が出ねぇんだよ”と言われてしまった。

純正部品の在庫やそれを作る型は資産に計上されてしまう上に、保守運用にそれなりの工数がかかってしまい
結果的にそれらを維持する事はタダじゃないのは承知しているが、こういう部分はメーカー側に頑張ってほしい。

逆に言うと、こういう部分こそサードパーティーに頑張ってほしい。
意外と結構大きな市場になりそうな気がするけどな。
確か、ヨーロッパやUS辺りはそういう事をやっている部品メーカーが結構あって
それこそそれなりの市場規模だったはず。
(ただし、リーマンショックで大分撤退したとも聞いているけれど)

今後EVが増えるのは間違いないのだけれど
個人的にはCO2の話よりも”循環型社会構築”の話の方が余程大事だと思っている。
EV作る為に資源バンバン消費したら結局”同じ事”だからね。
だから、今ある物を長く大事に使う事の方が、余程エコじゃないかなぁ。

ただ、それでは”今までのようには経済が回らなくなる(つまりビジネスチャンスなんだけど・・・)”
のも事実だろうから、今後も今までと同じように走るには、自分の周りに”維持できる環境”を
作るのが重要になるかも。

そんな事を考えながら帰宅した11月最後の日曜日。
空は綺麗に晴れておりました。


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