2014年4月13日日曜日

スペック絶頂主義の終焉


どんな技術にも代替技術が存在する今次世界。
それはつまり単独技術による一人勝ちが難しいという事だ。


iPhone4Sから5Sに変更して数日。
その間、キャリアメールが表示されなくなったり
アドレス移行が上手く行かなかったり果てはアドレスが全部消えたりと
顔に縦線が入るような由々しき問題が色々発覚。

auのショップやAppleのサポートセンター、auのiPhoneサポートに連絡したりと
たらい回しにされつつ、漸く解決。

根本原因が不明なままとは言え、実用上問題無しになったので一安心。
LTEは速いしテザリングは超便利。
バッテリーも長持ちするし、画面も綺麗。
以前のアプリはicloudで勝手に移行されるので、ライトニング以外はインフラ再整備
なんて事も無いし。

いやあ良かった良かった!!なんて思いつつ、しかし今回のこのアドレス移行等の問題と
初めて4Sに触れた時程の感動が5Sには無かった為以前程のワクワクが感じられないなあと思っていた。

でも、このwebタブの複数閲覧の見せ方。
使い方と良い見せ方と良い、動きの滑らかさとあわせてちょっと感動。
有料アプリなら似たようなのがあるのかもしれないが、デフォルトでこれは魂が震える。

僕はApple製品が好きだが、正直に言えばアンドロイドでもwindows pcでも似たような
しかももっと安く手に入る製品は幾らでもある。

スマートフォンだけでなく車やバイク、その他あらゆる製品においてスペックだけの
差異化なんて今や存在しないと言って良い。

それでも色んな製品でファンが存在するのは、こういう”拘り”や”使い易さ”の積み重ねがあるからだ。
それが”嬉しく”て”気持ち良い”と感じるからだ。

少なくとも僕は、”速さ”を求めてドカを買ったワケでは無いし
”便利さ”だけでApple製品を買ったワケでは無い。

こういう単純に数値化できない、アナログじみた部分に強い会社は
すべからく強いブランドとして存在している気がする。

しかもこういうものは、醸成に時間がかかる。
合理化の名の下、こういう部分をバッサバッサと切ってきた企業は今後ツラいだろう。

スティーブ・ジョブズの没後、Appleの神通力の衰えが叫ばれて久しいが
こういう所はやっぱりまだまだAppleなんだなと妙に感心してしまった。

それと5Sの金色はとても綺麗な色でした。

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