2019年10月6日日曜日

Near 祭り





改めて考えると、S2000という車は実に厄介だ。
スキルに忠実に応えてくれるそのオープンFRは、乗り手にある程度のレベルを求めてしまう反面
適切な入力さえ与えれば馬鹿げた旋回速度と入力以上の満足感を与えてくれる。

・・・敵に回すとこうまで厄介なのか。

2Lで250psという狂気を感じるエンジンと、前後配分50:50のフロントミッドのFR。
しかも乗り手はなんどもタイマン張った銀色の悪党。

かつ、彼のS2000は2.2LのチューンドAP1 。

朝一のファーストコンタクトはどうにか逃げ切れたが、時間を置いたこの2本目の2往復目は
明らかに朝一の1本目とはアクセル開度が違う。
先ほどの2本目の1往復目は僕が後追いだったが、今、先行を務めている2往復目は
その時感じた余裕さえ殆どなくなってしまった。

特にこの2往復目の復路に至っては、かつてのワンマッチメイクのようなインファイトではなく
お互いの得意不得意が露骨に交差するオーソドックスなスタイル。

これは一言で言えば間合いの潰し合いだ。

先回りして相手の得意な部分を潰しプレッシャーを与える事で
自分の得意な部分を伸ばすと共に相手のリズムを崩す。

彼の場合は、コーナーとコーナーのつなぎが重要になる三国から先の下りのタイト区間が有利な部分。
一方ブレーキに不安を抱える僕は、最後の上りの高速区間こそが彼に通用するアドバンテージ。
僕にとっては、無理の効かない下り区間でなるべくタイヤを温存しつつ
最後の高速区間でのスパートにかけるしかなかった。

だが、引き離すつもりが終わってみれば思っていたよりはずっと少ない車間距離でこの一戦を終えた。
これは、実質僕の負けだ。

まだ機種転換訓練中とは言え、やはりヤラれてしまうのは正直腹立たしいw
トータルで言えば、大体2017年当時くらいのペースだろうが、僕とエキシージの限界はもっと上にあるはずだ。
まずはブレーキをどうにかしつつ、MRの挙動を覚えながら次に繋げたい。


そう言えば、今朝はキクチ君が来ていた。
殆どソロで走っていたようだが、それよりもウチの組長やパイセンに拉致されて
仕事なんだか趣味なんだかよくわからない状態になっていた。

ま、これはこれで微笑ましいw
なんにせよ、今回はトラブルが無くて良かった。

因みにウチの組長は”デフの慣らし”と言いつつ、積極的に絡みに来ていた。
それは慣らしではありませんよw

朝焼けさんの所は、僕と悪2000がタイマンを張っている対向側で
複数台のNCとポルシェでびっくりするぐらいピタピタの接近戦を演じていた。
パイセンは”もうお腹いっぱい”と言っていたので、それはそれは楽しいひと時だったのでしょうw
僕もその内混ざりたいw

それにしても、今朝は意外と盛り上がっていた。
祭り・・・とまではいかなかったが、中々に楽しい日曜の朝でした。

いやあ、良い汗掻いたw
やはり週末の箱根とはこうで無くては。

楽しい日曜の朝でした。


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