2018年9月17日月曜日
The ”Team極悪”
流石に相手がターボでは、ストレートで安易に抜くのは分が悪い。
ならば自然と仕掛けるのは、コーナーがメインになってくる。
問題はどこで仕掛けるか、だ。
既に2周が過ぎ、僕と前を行くターボ車2台の大凡の戦力差が把握できた。
裏は僕に分があるが、1〜2〜3コーナー辺りはどうやら向こうが一枚上手のようだ。
そして、理由はわからないが彼らは綺麗に曲がろうとする。
アウトインアウト、奥目のクリップ。
つまりはインがガラ空きだ。
それともう一つ。
今朝方降っていた雨が残っているなら兎も角、午後になり急激に晴れてしまった今の状況はNAには有利に働く。
正確にはターボに不利、だ。
レースが10周である事を考慮すれば、仕掛けるのはラップタイムが落ちてくる後半、できれば8周以降。
ここまで情報が揃えば十分だ。
前半で彼らの”バトル慣れ”を確認し、その後6周以降に裏のヘアピンで仕掛ける。
ヘアピンで仕掛けるのは、その直後の最終シケインにおけるSの旋回速度の速さを利用すれば
少なくともメインストレートでパッシングされることはないと踏んだからだ。
あとはそのままゴールすれば良い。
それは既にラップした2周で確認済みだ。
そして僕は自分の作戦を実行するべく、彼らの後ろで牽制のためにわざとラインを外して仕掛けて見せた。
ただし、タイヤを消耗しては元も子もないので無理のない範囲で彼らにプレッシャーをかける。
問題は、僕が仕掛ける後半までにどれだけターボ勢についていけるか。
僕は1コーナーでラインをクロスさせ2コーナーで前を行く白の33スカイラインのインをついた。
裏が少し苦手の様に見える33は、Sの旋回速度を活かせる裏の高速コーナーまでには
カタをつけたかった。
そうでないと、その前を行く180に対する僕のアドバンテージが活かせない。
前を行く2台の間に本格的に割って入った僕は、NAとターボの特性の違いを考慮に入れつつ
状況を混乱させ始めた。
僕は、こういうバトルが大好きだ。
そして、多分人よりもこの手の争いに耐性がある。
それは毎週のように実施される箱根某所での実戦で鍛えられたものだ。
だが、裏のヘアピンで仕掛けた180に対する初手そのものは成功したが
その後2コーナーでアクセル操作のミスにより盛大にドリフトしてしまい、3コーナーで逆にパスされてしまう。
残りの周回数も少ないので、僕はファイナルラップの裏のヘアピン、つまりは実質的に
パッシングが可能な最終コーナーで仕掛ける方針に変更した。
そしてそれはギリギリのところで成功し、僕はこの日4位で終わる事ができた。
だが、順位そのものよりも僕はこういう熱いバトルができた事が単純に嬉しかった。
最近、この時期の恒例行事になりつつあるオートリサーチ米沢主催のエビス会。
今回も楽しかった!
朝方は一向に雨が止まず、フルウェットのまま2枠走行。
その後天気が回復し、”上手くいってセミウェットかな?”なんて予想をはるかに凌ぐ
完全ドライの1枠と最後は熱い模擬レース。
正直今回は天気が天気だったので、半ば走行を諦めていた。
走れてもウェットの練習ぐらいで、ちびっと走れたら良いや・・・なんて思ってた。
だが、用意していた”今回は高い芋煮になったな・・・”なんてセリフは言う必要がなくなりましたw
いやほんと楽しかった!
また来年も熱いバトルができれば良いな♫
追伸
今週末にまたウチの主治医が来るそうです。
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