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2023年5月5日金曜日

ルーツを辿る旅


今回、ウチの相方の仕事の付き添いで宮城県に行ったワケですが、その時にかつて住んでいた場所を巡って来ました。

僕が就職して最初に住んだのは宮城県の大和町。
もう25年も経つワケですが、意外と色々覚えてる。
それでもかつて住んでいたアパートを見かけた時は、”うわーうわー”と叫んでしまいましたw。

そういや、ここに一度だけM沢が遊びに来た事があったっけ。
確かEF型のシビックで来たと思ったが、僕はその当時まだ車を持ってなかったので少しだけ運転させてもらいました。
したっけ、確か4号線だったと思うけど、対向車線の右折車両が通り過ぎた後に
その後ろからブレーキが遅れたトラックが直ドリして来た事があった。
その後二人して”怖え”とか言ってた記憶があるが、それよりもナチュラルに足が震える経験って
した事がなかったので、その事を強烈に覚えている。

それにしても、色々な建物ができたな〜
今だって地元の人に聞けば”何もない”って言うだろうが、その当時はもっと何もなかった。
ブンブン(セブンイレブンの不適当な略)と焼肉屋とイトーヨーカドーしかなかった気がする。

住んでたのは1年くらいだけど、何はともあれここが僕の社会人としての出発点だった。



大和町に住んで半年くらいした頃、僕は漸く車を買う事ができた。
車は念願だったシビック(EG-6)。

その車は最終的に水窪ダムでテッペン取るために買った物だが
移動手段があればやっぱり色々行きたくなるわけで。
で、Google mapなんてない時代、どうしてそこに行き着いたかは覚えてないが
大和町から比較的分かりやすい道で行けたのが、ここ、泉ヶ岳。

後年、キクチ君のホームだった事が判明するが、当時の僕はそんな事はつゆ知らず。
というよりも、キクチ君の事は一回水窪ダムで会って知ってたはずだが
それほど知った仲でもなかったので、彼がどこで走ってたかなんてまるで知らなかった。

それと、この泉ヶ岳は途中にえらい長いストレートがあり、全開で踏んでくと
大変な速度域になってしまう上に、その通り沿いにはペンションや何かのお店が並んでたので
まさかこんなトコ走らんよな〜と思ってた。

ま、実際走ってたのはその先の峠っぽいトコらしいけれど。

因みに僕はよくここに週末のドライブで来てた気がする。
印象的だったのはその長いストレートとこのスノーシェッド。
でも、僕の記憶では赤だった気がするんだけどな〜

何はともあれ大和町時代は良く遊びに来てました。
でも、ここ、下りを全壊で攻めていったらリアルに空飛びそうですw


僕がシビックで夜中遊びに来てたのは、寧ろこっち、七北田ダム。
ここはどちらかと言えばドリフトが盛んで、グリップ系の人はあんまり見なかった。

それでも何人かは走ってて、走ることに飢えてた僕は獲物を見つけては一狩りやってた時代。
隣に会社の先輩乗せて走ってたら、目の前のパルサーが大スピンやらかしたのをまだ覚えてる。

ただ、コースレイアウト的には短い上に割と単調で、水窪ダムのようなコーナーバリエーションではなかったので
僕は何回か来ただけで、ホームと呼べるほどに通う事はなかった。
因みに写真の場所がスタート地点だったはず。

その後、僕は仕事の都合で愛機EG-6と共に神奈川に行くことになり

そして現在に至る。
地元にいた頃は、地元から出るつもりなんて一切なかったのに、気がつけば神奈川在住20年(くらい)。
人生とはわからないものです。



でも、地元を忘れたわけではなくて、僕の原点は常にここにある。
我がホーム、水窪ダム

今回、改めて走ってみたが、よくこんな道、何台も連なって走ってたもんだよw
ただ走るのが楽しくて闇雲に走ってただけのような気もするが、それでも本気で人生掛けて走ってた。
今考えれば、大したレベルではなかったのかもしれないが、でもそれがあるから今の僕がある。
今はもう誰も走ってないだろうけど、それでも僕には特別な場所。

実は今回、大和町に向かう途中、只管4号線を北上したのだがその時思い出したのが
”週末にする事なくて当てもなく幹線道路を走る”あの虚しい感じを思い出した。
当時は水窪ダム以外で走る場所は知らなかったし、ダムまでは随分遠かったので
おいそれと帰れる距離ではなかったから。

今回、地元や宮城県を久しぶりに訪れて、やっぱり良いトコだな〜と感じたのだが
僕はもう住めないな・・・とも思いました。

それは、あの虚しい感じを消してくれたのが”箱根某所”だから。
だから、僕の中での選択肢は”箱根某所かそれ以外か”の選択肢しかありません。
富士山が噴火して箱根が物理的に走れません・・・とかならまだ考えるが
僕の中では基本的に”箱根ありきの人生”になってしまいました。

今回、図らずもかつて住んでいた場所を巡ったが、結果的に自然と箱根に行き着いたような気がしました。
なんだか、やっぱり呼ばれるトコに呼ばれて行くんだな〜と、妙に納得した今回のGWでした。


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2020年11月8日日曜日

晩秋の南東北2020



 










今週末はS2000を持って帰ってくる為にちょっと帰省しておりました。
晩秋の東北路と、友人のショップ(オートリサーチ米沢)の走行会(の見学)で
東北の良さを十分に堪能して来ました。

やっぱり東北は良い!
ご飯は美味しいし道は混まないし空気は綺麗で涼やかだし、紅葉も綺麗だしね。
温泉もいっぱいあるし。

でも、箱根がないのよね。
僕がいまだにこっちにいるのはそれが一番大きいかも。
無論仕事の都合もあるけれど、車に乗らない(箱根に行かない)んだったら、多分もうとっくに実家戻ってる。

東北は良い所だけれど、僕にとってはそれ以上に箱根の存在が大きい。
それを再確認した今回の帰省でした。

あ、S2000は整備で菊地君ところに預けてます。
エンジンのOHは、まあそのうちにw。


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2019年12月7日土曜日

お兄ちゃんは破滅的






先週末は愚弟の結婚式で米沢へ。
しかし、あの弟が結婚とはね。
因みに奥さんも(地元ケーブル局の)アナウンサーなので、いわゆる職場結婚。
もう一つ言えば、奥さんは弟の元上司。

役者崩れで地元帰って来て、就職先の自分の上司の看板アナウンサー口説いて結婚するなんて
文字だけ追うとまるで漫画みたいな人生送ってるでござるよ、ボケゴラァ(#゚Д゚)ドルァ!!
・・・毎週末、漫画みたいな事してる僕が言うのもなんですがw

なんにせよ、おめでとさん!!

追記
しかし、車はちゃんと、もっと定期的に乗ってあげないとダメね。
S2000もちゃんと連れてこよう。



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2019年8月25日日曜日

僕の夏休み④ 〜水窪ダム〜





米沢人には言わずと知れた走りスポット。
ココこそ僕の原点。
因みにウチの主治医も来た事がある場所。
僕の相方であるS2000の元オーナーであるMさんとの付き合いもここから。

お金はこれっぽっちもなかったけど、夢と情熱と時間だけは持て余してた時代

ここは、コーナーレイアウトも豊富で、低速から高速まで満遍なくバリエーションが豊富だった。
しかも路面は雪国特有の荒れた路面で、決して良い状態ではなかった。
そんな場所を毎晩狂ったように走ってた、何台も連なって。

今考えるとホントバカみたいな時代だったけど、当時の僕らは本気で人生かけて走ってた。
誰よりも速く走りたくて、この場所で一等賞になりたくてあらゆるものを犠牲にして走ってたっけ。

正直に言うと、大学を卒業して暫く宮城で仕事をしてたのは、水窪ダムの存在があったから。
僕はずっとこの辺で仕事しながら走り続けるんだろうと、当時は本気で思ってた。
仕事の都合で神奈川に引っ越してからも、何かしら理由をつけてはダムに帰省してた。
それがリーマンショック辺りまで続いた僕のシビック時代。
当然箱根にも通ってて、朝焼けさんやらウチの悪2000と遊んでたりしてた。
箱根には珍しいFFでしかも関東では殆ど見ない山形ナンバーだったので、当時はちょっとだけ目立ってたw

多分僕がもっとも調子に乗ってた時代。
老若男女問わず、ダムに見知らぬ車が来れば誰彼構わず狩っていた僕らは地元で"Team極悪"と呼ばれてた。
”サーキットは練習、本番は水窪”っていうのが僕らの合言葉だったけど
箱根でも似たような事が言われてて、パイセンからそれを聞いた時は大笑いしてしまった。

今では殆ど誰も走ってはいないだろうけど、それでも僕には特別な場所。
僕の原点、スタートライン。

それがここ、水窪ダム。


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僕の夏休み③ 〜ぶどうマツタケライン〜



僕の現役時代@米沢において、割と有名な走りスポットだった場所。
僕はダム専門だったが、当時の山大生なんかは良く通ってた。

コースレイアウトは、ガ〜っと走ってどんつきで曲がってみたいな事の繰り返し。
一般的に想像されるスタンダードな峠っぽい峠。
雰囲気はTBKっぽいけど、TBKよりは意地悪じゃ無い、というかテクニカルじゃ無い。
箱根某所の湖尻側料金所から三叉路までの区間に似ている。

そういったレイアウトのせいか、特に山大自動車部のジムカーナ屋さんは”練習になる”って言ってた。
ただ、僕は大学生時代当時乗ってたシビック(EF2)でこの峠で一度大スピンをやらかしたことがあるw
それ以来、真面目に走った事はない。

そんな甘い青春の詰まった思い出の峠。


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僕の夏休み② 〜林道 飯豊桧枝岐線〜




ここは数年前に開通した山形と福島を繋ぐ大規模林道。
大峠の一本山側を通る道。
僕が米沢在住の頃にはなかった道路。

結構期待して通ってみたが、雨とガスで景色は望めず。
また、コースレイアウト的にはいやらしさは無いけれど、面白いかと言われればちょっと微妙。
快晴なら気持ちの良い場所かも。
秋口にでも再トライしたい。
ここも車よりはバイクの方が楽しいかも。
S2000よりも1198で来てみたい場所。

ただし、スマホは殆ど通じないので、何かあったら結構致命的な場所。
開通したばかりなので、福島側の路面は割と良かった。


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2019年8月24日土曜日

僕の夏休み① 〜コバルトライン〜






実家に帰省した時にちょっと行ってみた宮城は牡鹿半島にあるコバルトライン。
この道はとても良かった。

半島の東側は、福島にあるレークラインのような道。
舗装の状態も良く、奥で回り込んでるようないやらしいコーナーも少なく素直なレイアウト。
一方で、コーナーバリエーションと言う意味合いでは、シンプルといえばシンプルだが
舗装の良さも相まって雰囲気はまるでサーキット。
たまに見える景色は、それこそ伊豆を思い出す。

西側は、それこそ西伊豆のような雰囲気で、道自体の印象よりものどかな漁村の印象が強い。
走る事そのものよりも、ゆっくり流してドライブやツーリングを楽しみたい道。
ただし、震災後の復興工事がまだ続いていたり、海辺の景色が一切見えない防波堤があったりと
色々と考えてしまう事も多かった。

初めてこの道を通ってみたけど、いや〜良い道だね〜。
こんなんウチの近所にあったら、毎週通うわw
ただ、ここは車よりもバイクの方が楽しそう。

今回は友人の車で行ったけど、一回ぐらいは自分の1198で来てみたい。
コーナー自体がそれほど意地悪じゃないので、気持ちよく走れそう。
景色も良いしね!さすが東北の伊豆と言われるだけの事はある。

総じて良い道でした!
ウチからだと、気軽に行けるような距離じゃないけどね・・・。


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帰省 〜2019〜





今週はちょろっと帰省しておりました。

久しぶりにS2000に乗ってみたが、やっぱり良い車だね〜
エンジンをOHする予定なので、軽く流す程度だったけれど、やっぱりコーナーが良い。
フロントミッドで50:50の重量バランスが効いてるんだろうけど、とても素直に曲がっていく。
軽いMRとはいえ、決して重量バランスが良いとは言えないエキシージと比較するとなんだかとても”楽”。
正直、これで2.2Lなら乗る人が乗ればまず負けないんじゃないかしら・・・。
僕の場合、FRとしての”メートル原器”がS2000なので乗ればしっくり来るのは当然なんだけど
そういう他車との相対的な比較ではなくて、絶対的な評価としてみても素で良い車なんじゃないかな。
今までは、前提として”鉄火場で遊ぶ”ってのがあったわけだけど
飛ばさなくても楽しいっていうのが、なんとなくわかる気がする。
今までは、”ヌルい事言ってんじゃねぇよ”って思ってたけどw

それと共に感じたのが、ウチの地元の環境の良さ。
まず渋滞なんてないのに加え、ちょっと走れば楽しい道がたくさんある。
米沢にいる時はそれが当たり前だったけど、それがどれほど恵まれた事か今なら良くわかる。

僕らの20代は、車的にも時代的にも環境的にも奇跡のような時代だったのだ。

あの当時は大なり小なり色々あってもそれが続くと思っていたし、少なくとも今のように
走るのに多大なコストがかかる時代になってしまうとは、全然思ってもみなかった。
少なくとも、こうも早くそんな時代になってしまうとは予想してなかった。

地元の連中と話してみると、そんな話を良く聞く。

ホント、あの時シビック残しておけば良かったと心底思う。
地元の友人達も同じように”売らなきゃ良かった”と後悔してるのが殆ど。
あの当時乗ってた車で、今現在唯一残ってるのがワンダーシビックのみ。
確かエンジンは壊れたまんまだったはずだけどw

でも、それくらい環境が良くても、車に狂ってる人間なんて今や殆どいない。
だから実際に僕が今米沢在住だったとしても、走ってるかどうかは微妙な所。
周りに同じような人間がたくさんいるからこそ楽しいのだ。

ホント、バカみたいな時代だったなぁと改めて思う。
僕はその流れのまんま、箱根に通ってるわけだけどw
それも、楽しい道とバカみたいな人達がいるからこそ。

この二つが両方揃ってる場所なんて、今の日本にどれだけあるだろうか。
そういう時代の中で、そういう環境を楽しんでいられる僕はものすごく恵まれているのだと思う。

そんな事を改めて考えた今回の帰省でした。



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