2021年10月3日日曜日

Like those days








綺麗に晴れた箱根某所。
ただ、昨夜のゲリラ豪雨で所々に悪意が点在する、コンディションとしてはあまり良くない今朝。

着いた瞬間にモチベーションがマイナス側へ。
しかも、コンパウンドでかなり綺麗に補修したとは言え
昨日の鹿に車蹴られたショックが尾を引き、走り自体も精彩を欠く事に。
その上、また鹿が出るんじゃないかとビクビクしながら開門前の天空領域のその先を駆け抜ける。

実際何頭かの鹿を見かけたので、余計に慎重に走ることに。

富士山は相変わらず綺麗。
こちらのPAはどちらかと言えばバイクが多く、”仕事はスバル屋、バイクは遊びだ”という方としばし談笑。

そういや、今だに帰ってこないな、僕の1198。
ま、焦らず待ちますかね。

時間になり、天空領域を下りいつものように侵攻すると、対向車線はもう随分賑やか。
”朝焼けさん”トコに転属になった(笑)S氏とデスネ申様、そしてパイセンの車列と
すれ違いながら、今朝の感触を確かめていく。

しかし、今朝みたいな路面コンディションでのNCワンメイクは、中々に”愛と勇気”が必要な痺れる展開w

”ガンバッテー、ガンバッテー”
と一応心の中でパイセンに向けてビッグバンベイダー調に応援だけはしておいた。

一方ウチはと言えば、悪2000とウチの主治医とのタイマンが繰り広げられる事に。
この組み合わせは珍しいが、もっと珍しいのは主治医が先頭張ってた事。
出たタイミングでこうなったのだろうが、いつも来れるわけではない環境を考えると少々不憫に思える。
だがいつも先頭を張らされる僕としては、人の苦労を見るのは正直悪くないw

僕はと言えば、誰とも絡まずにスイッと走り抜けるw
いやぁ、こんな時に絡んだらロクな事にならないもんw

無事駐車場にたどり着いた僕はそのままいつものメンツと車の話に興じる事に。
僕が知る殆ど全ての常連が揃ってたんじゃないかな。

晴れた青空の下で、年齢も仕事も関係なく好きな車の事だけで過ごす時間。
これほど贅沢な週末の過ごし方はあるまい。

マスケンとも久しぶりに会えたし。R134ではニアミスしてたけどね。
しかもその情報が巡ってたっていうw
いやぁ、やっぱりこの辺の住人達とは何かしら縁があるね。
・・・悪い事できんわw

そして、今回久しぶりのウチの主治医。
”横に乗せて欲しい”との事だったので、彼を乗せて軽く一往復。
その場で現状のセッティングの方向性を説明し、実走を踏まえながら今後の方向性なんかを議論。

やっぱり彼もエリーゼ/エキシージに関するイメージと、実際の挙動には差異がある感じ。
箱根某所のセッティングは、概ねミニサーキット向けを想定すればそう間違ってはいないと思うが
だからと言ってそれをそのまま誂えても決して速くは走れない。
比較的綺麗な舗装とは言え、箱根某所にもギャップやアンジュレーションが存在するからだ。
つまりショックやアームのストロークの使い方に違いがある訳だが、そこにそれぞれのノウハウが必要になる。

ネットの情報は飽くまで参考情報。
今や、ネットで検索すれば大概の情報が手に入る便利な時代だが
箱根某所のセッティングの正解なんてどこを探しても載っていない。
だから、仮説と検証そしてトライ&エラーを繰り返して漸く本物になっていく。
そういう時、様々な車に乗車経験がある彼の知識とノウハウは本当に参考になる。

その後、このまま穏当に解散になれば良かったのだが、Y中組で車列を組んで走る事に。
じゃんけんで順番を決めようという話になったが、なんか妙な期待を感じ
”仕方なく”自分から申し出て僕が先頭を走ることに。
飛び石を貰わないので、これはこれで僕にとってもメリットがある話なのだが
僕が申し出た瞬間に”その場にいた全員が頷いた”事を、僕はしばらく忘れないだろう。

結局車列は僕を先頭に、ターキーさん、悪2000、組長、大門N氏
そして何故かパン屋さん(山梨の天才)の車を駆るデスネ申様の変則的なものに。

流石にこの時間帯だとフルで遊べるわけではないが、三国までは僕が得意としている区間だけに
ターキーさんを引き離すことに成功。
(彼は、往路はあんまり得意じゃない)

だが、三国から先の濡れた区間では僕の地が出てしまいw、途端に後ろから炙られる羽目に。
いや、あんな路面で踏んでいくのは危ないってw

今出来る事を出来る範囲で。
そう、呪文のように切り返しなんとか下り切ることに成功。

三叉路Uターンでの復路は、約1/4を走りきった所で前走者につかまりこのターンはこれで終了。
それでも足りない面々は、さらに一往復の”おかわり”があったようだが、僕はもう十分。

毎度先頭張るのは大変なんだからw

その後はY中組のメンツで車の話で盛り上がったり、ターキーさんに”写真を撮ってくれ”とせがまれたり。
まるで、2015年の初夏の時のような雰囲気。
あの頃は今と比べれば走りのレベルも随分違うと思うが
漸く日常的に一緒に走れるような仲間が出来た事が殊の外嬉しかったのを覚えている。

その後、朝焼けさんトコとも絡むようになり、もっとひどい事になっていった訳だがw
今朝はまるでその時のような雰囲気。

車で走って、車の事話して、車で笑って、車で楽しんで。
これ以上に楽しい週末なんてないでしょ。

いやぁ、楽しかった!
おかげでいつも以上に滞在し、帰りは通常以上に時間がかかってしまった。
ま、それでも今朝は問題なし!

では、皆様また来週〜!!


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2021年10月2日土曜日

Marble deer




雨上がりの朝は素晴らしい。
しかもそれが秋の台風一過なら尚の事。
こんな日は箱根に上がらねばバチが当たるというもの。
例え路面に悪意が散りばめられていても、今朝に限ってはただのドライブでも十分だ。

どうせ誰もいねぇだろうしw

そんなつもりで、ただし今朝は”ドライブ”なので左手はシフトに置いたまま
タウンスピードでゆっくり走っていると、誰もいないハズなのにブラインドコーナーの先に4本足の黒い生き物が。

”あっ!”と思い、フルブレーキング。
S2000はその生き物の手前で急停止。

”あっぶねぇ〜・・・”
僕は今朝の”ゆっくり走る”という判断に感謝した・・・その刹那、その生き物は
僕の相方を蹴ってUターンして行きやがった (゚皿゚メ)
そして奴は、僕が呪いの一つでもぶつけてやろうと口を開く前にさっさと山に帰りやがった。

その後、駐車場で確認したところ被害は大した事なかったのだが、そういう事じゃねぇ

チックショウ!正に畜生じゃねぇか!
せめて奈良在住の連中みたいに頭下げて一言謝っていけや!!

僕は今朝、誰にもぶつけられない怒りを抱えたまま、傷心の内に下山しました。
人生、一寸先は闇です。


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2021年9月26日日曜日

The BAD day

 




最近は、開門前に御殿場側に向かってから戻って来るルートを取る事が多い。
最初はなんとなくで始めたが、かつて僕がシビックだった時代にはこちらからアプローチしていた為に
まるであの頃に戻ったようで、少し懐かしい。

ちょっとノスタルジックな気分になって、帰宅後”みんカラ”で検索してみると
明らかに僕のシビックの事だと思われる投稿があって笑ってしまった。

僕が最も調子に乗っていた時代w
そして、ウチの悪2000と出会って毎週のようにFF vs FRのタイマンを張っていた時代。
いや、懐かしい。あの時は僕が黒のEG6で彼が白のS2000だったハズ。
それを今だに続けている事が、改めて笑えてしまう。

そんな事を思い出しながら、某所に侵攻。
昨夜の雨の所為か、今朝は頗る寒い。

路面温度と磨耗で今朝はタイヤがあまり食わない。
特にフロントが顕著で、回り込んだコーナーでは綺麗にフロントから逃げていくのでアクセルが中々踏めない。

”まあ、こんな天気だし誰も来ないだろ。適当に流して帰るかな”
と思っていると、朝焼けさんトコの連隊と遭遇。
よく見れば、黄色のNCを駆るウチの元シルビー乗りのS氏も混じって
キャッキャと遊んでいるではないか。

毎度毎度飽きもせず、神様は僕に似たような試練ばかり与えてきやがる。
だが、今朝に限っては前走車がいた為に殆ど一緒に走る事は叶わず。
結局そのターンは殆どクーリングラップとなった。

しかしそれでは今朝確認したかった事が殆ど未達になってしまう。
そこで僕は”こっそり”もう1往復走る事にした。

が、”こっそり”だったハズがそれに気付いた黄色のNCが追って来るではないか!
しかも、遠くでデスネ申様までUターンしているではないかッ!

仕方がないので都合3台で接近戦。
だが往路は丸々クーリングラップになってしまい、本格的な戦闘は復路で行う事になった。

まあ、復路ならどうにかなるか・・・と思ったのが間違いだった。

パッド交換でブレーキ自体は良くなったが、減速帯で出てしまう”空走感”を考慮しての浅めのブレーキングと
回り込んだコーナーでのフロントからのアンダー。

この二つが予想以上に効いてしまった。
それでも”それなりの旋回速度”のはずだが、この炙られようは一体何事?
明らかに15やスイフト時代とは違う。

僕が当時スイフトの横に乗って見ていた彼のコーナーワークはステアリングをパキッと切る傾向にあった。
その時は”それでは初期グリップが立ち上がりにくく、結果的にコーナー後半でアンダーになって踏めない”
という事と、”FFの場合、ヘアピンや回り込んだコーナーは旋回速度でタイムを削るのではなく
最短距離を走ってタイムを詰めるようにした方が良い”とアドバイスをした事があった。

それらは全て”アクセルの全開率”を上げる為の手法だが、今朝の彼は明らかに
15シルビー時代の走らせ方ではなく、高回転NA+FRの走らせ方をしている。

どうやらこのNCの元オーナーさんやデスネ申様との特訓が効いてきてるらしい。
いやぁ、イヤなNCが増えたなぁw

今朝は結局NC2台に炙り倒されて終わってしまったw

走行後、彼の車を見てみるとタイヤはナンカンだったが、トレッドウェア80とかっていう
クレヨンみたいなタイヤを履いていた事が発覚。

”これが今朝の速さの秘密ですッ!!”
とニコニコしながら話していたが、いやあ、腹立つわぁw
これで、NCロードスターはすべからく僕の敵になってしまったw

しかし、タイヤってやっぱり効くのねw
今年いっぱいは今のネオバを使い潰すつもりだったが、いやぁ、どうすっかなぁw

ともあれ、今朝も楽しかった!
では、また来週某所で!

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2021年9月20日月曜日

The BEST day


湘南の朝は早い。
最近はいつもよりも30分ほど早めに出て富士山をバックに写真を撮ることが半ば通常業務化
しつつあるが、それでも日が昇る前から釣り人やサーファー、朝の散歩をしに出かけて来た人
そして赤や黄色の派手なスポーツカーやバイクで既に海沿いは賑わい始めている。

僕はこの風景が好きだ。
どちらかと言えば朝型というのもあるが、それぞれが人生を楽しんでいる感じが見ていて楽しいのだ。

無論それは僕も同じで、登りつつある朝日を横目に箱根某所へと急ぐ。


今日の確認は主にブレーキ。
交換してもらったPFCのパッドの感触は上々。
今まで試した中では、効きも効かせ方も最も好感触。

今までなら余程の事が無ければ効かなかったABSが、このパッドなら割と普通に効いてくれる。
これは良いかも。
LOTUS界隈では最も評判が良いだけはある。

だが、パーフェクトというわけではない。
効きが良い所為か、ブレーキング時にフロントが取られがちなのだ。
往路前半の下り区間、すり鉢上のコークスクリューの底で4速全壊からのブレーキングで
タイヤ一本分フロントがすっ飛んでしまった時は少々冷や汗を掻いてしまった。
また、減速帯上でのブレーキングはタイヤが浮いて空走でもしているのか
一瞬ブレーキが効かない感じがして少々怖い。
(これはフロントにシバタイヤを履いているウチの銀色の悪党(S2000)もそうらしい)

いやはやこれはどうしたものか。
タイヤのキャパ不足なのか足回りが路面に追従してないのか。
一先ず、縮みの高速側をもっと緩めよう。

出来れば、回り込んだコーナーでもっと早めにアクセルオンができるように
伸び側ももう少し締めてみたいが、一緒に調整してしまうと訳が分からなくなる。
よって先ずは縮み側のみの調整で様子見。

タイヤは、次の交換時にフロントのみサイズアップと銘柄の変更を検討してみるか。
足回りのOHも割と真面目に検討が必要なのかも。

なんて事を考えながら復路を下っていると、目の前に見慣れたパイセン号が。

”うわ!イヤなのと会敵してしまった!”

とは言え、ここは大人の社交場”箱根某所”。
会敵即戦闘がルールである。
”止む無く”後ろにピタリと張り付く事に。

だが、様子がおかしい。
何故かいつもの悪意が全く感じられないのだ。
昨今あれほど猛威を振るっているネズミ号が、今朝は全く”スーパー”ではない。

”どうしたんだろ?パイセンたらお腹でも空いているのかしら?”

後ほど聞いてみたら本当に空腹による低血糖でフラフラだったらしい。
自分から僕を呼んでおいてこの有様はどういう事なんでしょうねw

その後、ブレーキの当たり付けで再度コースインすると、今度はウチの悪2000が後ろから迫ってくる。
しかし、何度やってもS2000という車は厄介だ。
S2000同士のタイマンならこれほど萌え・・・燃えるシチュエーションもないが
敵に回すとこうも厄介な車も珍しい。

誰にでも扱える代物でもないが、扱えるとなると多少のパワーウェイトレシオの差はまるで意味をなさない。
ストレートでつけた差を、コーナーでジリジリと削られるこの感覚。

いやぁ、イヤになるw

対向車線では、今やドロスタ乗りになってしまったS氏とグリーンのアウディと
エストリルブルーのBMW1シリーズが三つ巴。

そこに割って入るように僕と銀色悪党号が参戦。
結果的に、かなり久々のY中組の内部抗争となってしまったわけだが、思ったよりもずっと黄色のNCが速え。
元々が神様の乗り物だったのでポテンシャルが低い訳がないのだが
大パワーで楽してた(笑)S氏がそんな短時間で乗りこなすわけがないと思ってたのが大間違いだったw
いやぁ、甘く見てた。

NCドロスタもS2000と一緒で、旋回速度ならどの車よりも速い。
さらにエンジンまでやってあるこのNCは、レブまで綺麗に伸びる上にアクセルの踏み始めが速い。
正直、旋回速度だけならS2000よりもNCの方がポテンシャルは高いかも。

いやぁ、イヤになるw

・・・しかし、久しぶりのこの感じ。
やっぱり、良いねえ♫
しかも、2015年辺りは(僕の周りは)ターボが多かったが、最近はNA同士の接近戦が多い。
VSターボも面白いが、NA同士のインファイトはいつも以上に燃える。

しかも、天気も温度も湿度も最適でコンディションとしては本当最高の今朝。
いやぁ、良いね!
やっぱり箱根某所はこうでないと!

S2000のエンジンOHやらミッションOHに加え、エキシージも問題山積みだが
こういうのを一つずつクリアして、さらなる高みに挑む。
しかも、一人で淡々とではなく歴戦の悪党達との真剣勝負。

これ以上に楽しいことなんてないでしょ。
いやぁ、楽しかった!

そうそう、今週の土曜にウチの主治医がまた来るそうです。
なんだか祭りになるような気がしてならないのだがw、それもまた一興。

それでは皆様、また今週末に!

・・・あ、そういやミッションの慣らしまだ終わってなかったんだ。
今朝は割と踏んでしまったが、ま、今日で慣らしは終了という事で。
あとは、週末に向けてさっさとミッションオイル交換しておきますかね。


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2021年9月19日日曜日

秋味

※主治医のブログより抜粋

台風一過の週末。
本日はエキシージの受け取りで、主治医のところまで。

一通りの説明を受け、エキシージの今後の話と最近の某所の話で暫く雑談。

購入時、僕にとってこのエキシージはほぼ理想通りだったのだが
基本的にはオフ会仕様だった為、当初より気に入らない点がいくつかあった。

その内の一つがブレーキだったのだが、4連スロットルだということもありブレーキサーボも絡む為
”ブレーキが気に入らない原因”の特定が中々できず、ターキーさんの240CUP試乗を経て
漸く方向性が見えて来た。

それを踏まえた上で今回は”パッドのみの交換でどこまでいけるか”の最終回。
ターキーさんの240CUPに乗ったおかげで、ローターまで大径化しないと望む制動力は
手に入らないのは割と明確になったのだが、とはいえ変化点を把握しておかないと
変化量も分からなくなるので、今回はあえてノーマルローターでの交換。
でも、帰り道の感じだと、前のFERODOよりは良さそうな感じ。
暫くはこれでちょっと様子を見ようと思う。

しかし、リフトアップされたエキシージを見ると毎回思うが・・・
伸び側ストローク(特にフロント)が無さすぎる。

これが、気に入らない点のもう一つ。

当初はナイトロンの車高調自体の特性か?とか思っていたが、色々調べて見ると
エリーゼ/エキシージはノーマルでもそれほど伸び側のストロークは確保されていない。

重心も低いし車重も軽いのでそれで十分でしょ?という事なのだろうが
その他にもどうやら空力(グランドエフェクト)を重視している為に
車高はなるべく低くしておきたいとの判断も働いているみたい。

サーキット限定なら分からないでもない話だが、いくらきれいに舗装された某所とは言え
ギャップやアンジュレーションが存在する公道では、正直グランドエフェクトがどの程度効いてくるかは少々疑問。
※速度域の話ではなく、ショックが上下動する事によるクリアランスの変動で効きが安定しない事。

そして、僕のメインステージは箱根某所。
よって、グランドエフェクト云々よりも少なくともフロントはあと20mm程度(伸び側)ストロークが欲しい。
こちらの方が余程ダイレクトに操縦性に効いてくる・・・と思う。

現状では3WAYである事を生かして、減衰力の調整でごまかしているが根本的な解決じゃない。
通常ならヘルパー入れてバネ固めて・・・みたいな話だろうが
(割と突き上げも強いので)個人的には今以上にバネは固めたくないし、車高も変えたくない。
結果的に、ヘルパー入れた分ショックの全長を伸ばすか取り付け位置を変更するかの2択になるのだが
どっちにしても、あんまり気軽な話ではなくなってしまう。

さて、どうすっかな・・・みたいな話を、主治医のお店で時間調整(湾岸線が大渋滞してた)
している時に少しだけご相談。
ついでに近くのブックオフで”空母いぶき”を見て胸を熱くする事にw

その後、軽やかになった湾岸線を抜けて帰宅。
・・・が、今度はインターを降りてから自宅までほぼほぼ渋滞。
結局、キクチ君の所からウチの最寄りのインターまでの時間と
インターから自宅までの時間がほぼイコールといったような、歪な帰宅時間となってしまった。

それでも今日は湿度が低く気持ちの良い秋晴れで、首都高を流すだけでも気持ち良かった。
やっぱり、こういう車両は春と秋に限るねw

さて、今年の秋は晴れてくれるかな♫


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2021年9月12日日曜日

秀逸

 

晴れるかと思っていた今朝だが、起きて見たらあいにくの空のド曇天。
だが、今日はウチの主治医が来るという事で、天気に関しては全く心配していない

ところが、ウチの主治医から”雨予報だからまた今度”との連絡が・・・残念。
この分だと帰りは雨に当てられるかも。

しかし、相変わらずこのSは良いね、エンジンは兎も角シャシー側の完成度が高い。
エキシージならフロントが逃げて行くような旋回速度でも、破綻する気配が一切ない。
それどころか、それ以上にぐんぐんイン側を削りにかかる。
AP1でよく言われるようなリアの落ち着きの無さを感じることもなく
中の人が揺さぶられるくらいにアクセルを踏んでいける。

何よりエキシージ以上に突っ込んでいっても、破綻するそぶりさえ見せない。
僕の場合は、FRのメートル原器がS2000なので”水が合う”のも当然と言えば当然なのだが
それにしたって旋回速度(と立ち上がりの鋭さ)だけなら、今だに一級品。

なんなんだろう、この懐の深さ。
例えば、街中を50kmで走っても”なんか起きたら怖い”と感じる車もあるが
このS2000は”何が起きてもどうにかできる”と感じさせてくれる。

こんな車は中々ない。

やっぱり良い車だな〜
・・・エアコンも効くしさw

と一頻りS2000を堪能したところで今朝は終了・・・とはならなかった。
ターキーさんが(彼の)エキシージ:240CUPに乗れという。

正直、あんまり人の車を乗るのは気が進まないんだよな・・・と思ったのは最初だけでした。

もっと猛々しく加速する車なのかと思っていたが、さすがにスーチャーパージャーは自然な過給。
下から上までフラットに回りやがる。
ちょっと意外だったのは、僕の車と比較して中間のトルクは厚いものの
上のパワーは多分そんなに変わんない。

それでも、この中間トルクのおかげで低速ヘアピンが連続するような
ストップ&ゴーを繰り返す区間は相当に速い。

おかげで、最初は大人しく流すつもりだったハズが、2速にギアダウンしつつ
おまけについつい右足に力が入っちゃうw
隣でターキーさんが
”2速なんか使わなくて良いヨッ!3速!さんそくッ!サンソク〜!”
と引きつりながら叫んでいたが、まあ気のせいだろう。
※3速”ガリッ”とやっちゃってゴメンw

いやあ、これはこれで面白い。
途中、エボに乗る世界で何番目かに速い完璧超人さんと会敵した為、割と本気で踏んでったが
やっぱりS2000とは全く別の速さと面白さ。

僕は、自分のエキシージをどこかでS2000の延長上・・・というか同種の速さを求めていたが
それは全く別の話だという事がよくわかりました。

でもこれで分かった事が二つある。
それは、僕のエキシージの(ブレーキマスターの)負圧は純正よりも低いという事と
そもそもエリーゼ/エキシージの純正ブレーキ容量は決して大きくないという事。

ターキーさんのエキシージ。
タイヤサイズは僕と同一で、前後キャリパーも一緒。
一方で、フロントローターは大きくしてある。
それでも車重の重いS2000の方がブレーキで突っ込んでいけるのは
そもそものシステムキャパがそれほど大きくないという証左だと思う。
良く良く考えてみれば、あれだけショートホイールベースの軽量MR車両で
ガツンとブレーキを効かせたら、危なかっしくて乗ってられないのかも。
少なくともLotusはそう判断して、あのサイズに収まっている・・・ような気がする。

それと、ターキーさんのブレーキ自体はよく効くし怖さはないが
僕のに比べて剛性がないというか踏み応えがないというか踏力が要らないというか
まるで走行会後のブレーキみたいに感じる。
ただ、ブレーキ自体は良く効くので、これは逆に僕の車両が4連スロットルであるが故の
負圧不足:ブレーキサーボ不足なんだろうと思う。
感覚的には、純正の6~70%程度の負圧なんじゃないかなぁ・・・。

ターキーさんにはちょっと悪い事をしたような気もするが、僕にとっては正直かなり為になった。
と、同時にブレーキパッドの交換程度では、僕の望む制動力は手に入らないという事も分かってしまった・・・。

ま、悩んでいるブレーキに関し、方向性がわかっただけでも大収穫。

その後、いつものようにいつもの面子(しかいねぇ)で他愛もないおしゃべり。
特にパイセンが”2.3Lが・・・”とか言ってるのを僕は聞き逃さなかった。

僕のS2000のエンジンOHも、2.0Lにしようか2.2Lにしようかと迷っていたが
(←コスト的にはどっちもそれ程変わらないので、どうせなら・・・とか考えてたw)
これは背中を押された気がするぞw

OHの時期はまだ未定なので、この辺も暫くは鍔迫り合いw

8:30を回ったあたりで雨がポツポツと来たので、僕はその時点で撤収。
皆様にサツアイかまして撤退し、路面が濡れきってしまう前にどうにか帰宅する事に成功。
(雨に当てられてもドキドキしない所もS2000の良さw)

ウチの主治医は残念だったが、なんにせよ今朝はとても良かった。
これで晴れてたら最高だったんだけどね。


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2021年9月11日土曜日

某所

 

本日は、張り切って朝から某所に。
今にも降り出しそうな空模様の中、実際に横浜と小菅辺りで少し降られたものの
ドーニカ無事に目的地に到着。

今回の目的は、ブレーキパッドの交換及びローターの研磨、プラグの交換そしていつものようにざっと見てもらうこと。

着いてみると、見慣れたS2000が鎮座してある。
どうやら今日受け取りらしい。

まあ、今日はこれから用事があるわけでもないし車の話もしたいなぁと、僕も彼が来るまで待つ事に。
・・・ま、あとは近くの駅まで送ってもらおうという魂胆なのですがw

しばらくして彼が到着すると、ウチの主治医も含めて3人で立ち話。
ここは大分都内に近い場所なのだが、もはや気分はどこぞのパーキング。
本当にただ話しただけだけど、今となってはこういう時間も貴重。

地元にいた頃は、休みの日にこうやって友人宅や知り合いの店に赴いては車の話に興じていたっけ。
何をするわけでもないんだけれど、そういう時間が楽しかった。

ひとしきり話して今日は帰宅。
帰り際、彼に錦糸町まで送ってもらい(ありがとでした!)、その後電車で帰宅。

しかし、錦糸町も変ったもんだね。
10年くらい前に1ヶ月だけ通った事があるけれど、あの頃の場末感というか
あのアンダーグラウンド的な空気はもうどこにもない。

車を取り巻く環境もそう。
EVや自動運転で車に求められるものがどんどん変わっていってる。
それが良いか悪いかは兎も角、僕らが夢中になって今だに醒めないものが
どんどんエモーショナルではなくなって行くのを見るのはやはりちょっとさみしい。

90〜00年代の、車が最も盛り上がってた時代をリアルタイムに知っている僕らは
やっぱり幸せだったんだろうと改めて感じる。
そこを知っているからこそ、今を楽しめている筈だから。
それがいつまで続くのかはわからないけれど、なるべく長く楽しむにはやっぱり環境が大事。
ありがたい事に、その部分について僕は頗る恵まれている。

感謝。

そんな事を考えながら、電車でのほほんと帰宅しました。
さて、明日は晴れるかな。


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