米ロッキード・マーチン社と米軍が共同開発した強化外骨格、エグゾスケルトン。
馴染み深い言葉で言えば”パワードスーツ”である。
ただし、これは戦闘目的のものではなく例えばアフガニスタンのような山岳地域等機械化された
輸送部隊が運用できない地域において兵士の輸送能力をアシストするためのもの。
装置の重量は約30kg。装着すれば90kgまでペイロードを増やすことができ、その状態で時速16kmで行動可能。
これのキモは油圧アシストであること。
油圧であれば比較的安価に大パワーを出力させることができる。
ただし、油圧の制御自体はモーターに比べて大雑把な制御しかできない。
しかし、この点に関してはさほど問題にはならない。
二足歩行ロボットと違い、人の足に慣わせてアシストする為それほど複雑で高制度な制御が必要ないからだ。
それはつまり身体情報のセンシングがさほど必要ではないことを意味し、そしてそれは装脱着が容易で
あることも意味する。
寧ろ問題なのはバッテリーの駆動時間で、四六時中装着して行動することを考慮すれば
最大駆動時間が1~2時間程度では話になるまい。
しかし、最新技術が”戦場”から生まれるってのは・・・真理ではあるが少し思うところがあるね。
私の研究内容とかぶる所があるため常時この手の情報はサーベイしてるが・・・
軍事関連のハイテクはアニメやマンガだけで十分だよ。
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