2012年4月1日日曜日

≒Monochrome No.11



In a moment






飲み疲れてまるで泥のようになった我が魂。
草臥れたカラダを引きずりながら、窓の外に映る綺麗に晴れた空を見上げる。

窓を開けると聞こえてきたのは波の音。

新宿と横浜での悪夢のような乱痴気騒ぎ。
帰宅したのは今朝だ。

私はもう無理の利かない歳だ。
決して若くはない。

自戒と後悔を込めてベランダでまるい息をひとつ。
”ああ〜・・・死にてぇ”

時計の針は既に15時を指していた。
この時間では殆ど何も出来はしまい。
さて・・・どうするか。

その時、ふとベランダから見えた我が相方が昨日の春の嵐で汚れている。
少し気になって昨夜の色んなものを洗い流すように我が相方を洗車。

その後、近所をくるりと一周。
一瞬だけ、橙色に染まる世界。

ま、悪くない。

今日はそんな日。

2012年3月25日日曜日

We can change!!

今やiPhoneに変更しない理由を探す方が難しい。
ほんの1〜2年前までケータイやPCに何の興味も示さなかった
私が今や立派なアップラー(?)だ。

ビジョンとサービスをデザインした故スティーブ・ジョブズと
筐体をデザインしたジョナサン・アイヴ。

私のココロとカラダはもはやこの二人のものだ。

実際、iPhoneの性能は素晴らしいと思う。
サクサクヌメヌメ動くUIに病的に綺麗なディスプレイ。
”使い方は良くわかんないけど、でも欲しい!”と思わせるシンプルで流麗なデザイン。
そしてカメラ。

これならコンデジは要らない。
いや、PCすら必要ないかもしれない。

iPhoneで撮った写真をその場でtwitterやfacebock、またはブログに挙げる。
するとそれを見た誰かが”いいね!”と同意する。
そうすればまた何かを撮りたくなる、外に出かけたくなる。

誰だって褒められれば嬉しいし、また頑張ろうという気になる。
つまりモチベーションを高く維持できる。

この”ポジティブスパイラル”に陥ってしまうと容易に抜け出す事はできない。
だが、人生は今よりきっと輝くだろう。

Appleがこの”ポジティブスパイラル”な日々をデザインするのに多いに貢献しているのは
今更言う事でもないだろう。

機能だけではなく、デザインだけでもない。
しかしこの二つの歯車が噛み合うと”世界が変わる”のだ。

良いデザインは、きっと人を幸せにする。
誰もがみんなそうなるとは限らないが、少なくとも私は今シヤワセである。

え?
ああ、そうなんです。
安い男なんですよ、ワタクシw

Try again


ルーフに映ったこの空の蒼さこそが人生の醍醐味だろう。

数年ぶりに車で上がった箱根某所。
正直なところ、もっとヤれると思っていた。

だが、機械は正直だ。
与えられた入力以上に出力はしない。

まず、限界が高すぎる。
私程度の力量ではまず破綻しない。

だからこそ私は安心できなかった。
”オンザレールの怖さ”というのだろうか。
自分が”マネージメント”できてない不安。

つまり、これは私の問題だ。
一度エビス西に持ち込んで走らねば。

今や超7乗りのMさんに連れてこられて初めて箱根某所を走った時もそんな感じだった。
巧くリズムに乗れず相方(当時はEG-6)の把握すら出来なかったっけ。

そして7〜8年近く毎週のように通って漸く人並みに。
私は物覚えも悪いしカンも良くないのですよ・・・。

ま、1198のように一目惚れで始まる恋もあれば
ムルティストラーダのように偶然の出会いから始まる恋もある。

そして、何度かのすれ違いを乗り越え友人関係から発展する恋もある。
劇的ではないし運命的でもないが、ゆっくり少しずつなんとなく寄り添いながら。
それが私とS2000の恋だ。

・・・詩的に書いてはみたが、字だけ見るとこれじゃ只のジゴロではないかw
 でも、今朝S2000で箱根某所に上がってみて昨日よりも少しだけ仲良くなった気がする。

そして、S2000のポテンシャルの高さも分かった。
改めてS2000の格好良さも確認できた。
後は私次第。
まずはブレーキだ。

さて、楽しくなってきた!
 人生はこうじゃないとね!

うん、今週末はホント楽しかった!