飲み疲れてまるで泥のようになった我が魂。
草臥れたカラダを引きずりながら、窓の外に映る綺麗に晴れた空を見上げる。
窓を開けると聞こえてきたのは波の音。
新宿と横浜での悪夢のような乱痴気騒ぎ。
帰宅したのは今朝だ。
私はもう無理の利かない歳だ。
決して若くはない。
自戒と後悔を込めてベランダでまるい息をひとつ。
”ああ〜・・・死にてぇ”
時計の針は既に15時を指していた。
この時間では殆ど何も出来はしまい。
さて・・・どうするか。
その時、ふとベランダから見えた我が相方が昨日の春の嵐で汚れている。
少し気になって昨夜の色んなものを洗い流すように我が相方を洗車。
その後、近所をくるりと一周。
一瞬だけ、橙色に染まる世界。
ま、悪くない。
今日はそんな日。
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