2014年1月26日日曜日

蒼く照らして




 今日は雨だっつ〜からよ、ゆっくり寝てた
ら晴れてやがる・・・。

で、急いで準備して懸案だったブレーキ
関係の交換。

パッドとローター、フロントリア一式。
CC-Rgとエンドレスベーシックローター。

パッドは兎も角、ベーシックローターを選ぶ人は正直
あんまりいないんじゃないかな。

材質は純正よりちょっとだけ良いらしいんだけど
価格は随分上。
スリットがついてるならまだ違うだろうけど
立ち位置がちょっと中途半端。
ただ、僕はあんまりスリットローターが好きじゃないのと
純正品の値上がりでエンドレスの通販価格と殆ど変わらなく
なったので選択肢としては非常に魅力的になったワケ。

これでサーキット(30分x4の走行会)3回くらいは
もってほしいなあ。


 ま、交換自体は何度もやった事。
特に問題もなく。

ちょっとローターが固着してて難儀したが手持ちのネジで脱着。

先週、工具箱を入れ替えた時、捨てようと思ったネジが大活躍。
捨てなくて良かったと、先週の自分に心底感謝。

で、その後いつも通りに洗車。
なんか、やっぱり整備後はちゃんと洗車したいんだよね。

勿論、綺麗になった我が相棒を眺めて悦に入るまでがセットw




洗車後、試走してチェック。
問題無し。

沈み行く夕陽と我が相方を写真に収め、ちょっと一服。
懸案事項の優先順位を改めて考える。

実は整備中、デフシールから漏れたと思われるオイル溜まりを発見。
結構な量だったので、いよいよマズいかも。

いや、本格的にマズい。
足のOHよりこっちが先ね。

しかしあっちを直せば、こっちがダメって・・・。
なんだか、ちゃんと弄り始めたら沼になってきたw

ま、ボチボチやりますかね。

でも、ブレーキ関係が新品になると途端に気持ちが良くなるのは何でだろうw
デフのオイル漏れが無ければ、きっと今頃伊豆の山ン中だねw

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2014年1月25日土曜日

薔薇色の鎖






人類の進化は、カーボンとシリコンの先にあると信じて疑わない私にとって
炭素繊維への材料置換は正義だ。

そしてオープンイノベーションを是とする私が、閉じられた空間からクラッチを
解放する事は義務である。

つまりこれは個人的な欲望などではなく、当然の帰結であり本来あるべき姿なのだ。



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Intercept



2014年1月19日日曜日

Keep a sword "BRIGHT"


これな〜んだ?

そう、オイルキャッチタンクだよね(*ノ∀`*)ノ

・・・だよね。

オイルやガス、高熱に曝され続け極限環境下でただ只管に耐え続けた結果
元はただの缶なのに、今ではまるで不発弾のような侘び寂びを醸し出すアーティスティック
なオブジェになっちゃった。

これは元のオーナーが付けてたんだけど、機能以外には一切の情熱を注がない剛の者
だった為、ここまで神格化する事に。



譲り受けた当初から”これはなんとかしたい”と思い続けていたんだけど今回漸く交換。


でで

これが自作したオイルキャッチタンク(自家用)。
カーボンなんか巻いてあるからソレっぽく見えるけど、元はオイル管(1L)。
設置場所はエアクリーナーBOXの横。

・・・分かり辛い写真でゴメンなさいね(;^_^A

取り付け作業も特に問題無し。
ただ、手持ちのブラケット類を引っ張り出してきて、上手く組み合わせるのにちょっと
時間がかかっちゃった。

タッピングスクリューで止めてるのが気に入らないが、まあその内。


 その後、前日の雨で汚れた我が愛機を洗う。

やっぱり綺麗になると気持ち良いよね。
例え明日が雨で、また汚れる事になってもさ。

それと、今まで実はリアバンパーのクリップ
が外れてカパカパ動いてたんだけど
先週キクチ君に直してもらってしっかり固定されてた。
元々自分で純正品版のクリップ買ってきて取り付けようとしたんだけど、何故か上手く嵌らず。

で、キクチ君に御願いした次第。

これ、洗車してて地味に嬉しかったな。
こういう、性能には一切関係ないけど気になる部分が直ってくと、なんか妙に嬉しいんだよね。



うん綺麗になったな、と自画自賛w
S2000はこの角度から見るのが一番好きかな。

フェンダーの膨らみ具合とかね。



その後、チェックも兼ねて試走。
問題無し。

夕焼けに照らされてまたも一人で自賛w

油脂類の交換が効いてるんだろうけど、やっぱり車は触ってあげると調子が良いね。
もう、肌の色艶が違うw

さて、これで懸念点の一つが消えました。

後はブレーキ。
パッドとローター、早く来ないかなあ。
それと大量に余ったカーボンシートどうすっかなあ・・・。

ま、弄れたし走れたし、良い週末でした。

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S2000 the HDR



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さらば青春の日々


シビック時代から使っていたNakatsu仕様のモバイル工具箱。
いつもいっつも運転席の後ろに乗っかってた、我が時代の生き証人。
ダムでも箱根でも、ツクバやエビスでも連れて歩いたオレの連れ。

車で遊んでいる時はいつも隣にコイツがいた気がする。

そんなコイツが突然お亡くなりに。
そしてコイツは、柄が折れ地面に叩き付けられても最後まで中身をぶちまける事はなかった。

・・・なんだか、グッときた。

いつも僕の下手な運転に付き合ってくれてありがとう。
10年以上、そして最後まで工具を守ってくれてありがとう。

そしてこんにちは、アストロBOX。
これからよろしく。

今日は少しメランコリックな気分な休日でした。

でも、なんでだろうね。
工具を新しいツールボックスに移し替えている時はめっちゃ楽しかったわw

2014年1月13日月曜日

本日モ晴天ナリ


本日はS2000で東名を一路東へ、右往左往。
先日の病的な寒波の影響か、路面は真っ白。

ただ、空はマヌケなくらい綺麗に抜けている。
是非ともオープンで走りたいところだが、我が相方はオープンにはならない。

とてもシャイなのだ。

晴れた空を少し恨めしく思いながら先を急ぐ事に。


ついた先はこちら。
今日は我が主治医に油脂類の交換と各部のチェックをお願いに。

普通、油脂類の交換だけなら近くでやる(もしくは自分でやるか)だろうが
言われた事しかしないようなお店なら、それでは誰がやっても同じだ。

勿論それはそれで経営判断なのだろうが、少なくとも私はそんな人間に自分の愛機を
任せるつもりは無い。

少なくとも高速代をかけてまでこんなに遠くまでは来ないだろう。
それでもここまで来たのは、自分のような車バカならやはり似たような車バカに
見てもらいたいと思うからだ。

そして私が見てほしいと思う所と主治医の見る所は殆ど一致する。
サーキットを走るなら”どこ”を見るべきか。
こういう弄り方をしているならどこを見るべきか。
FFなら、FRなら、AWDなら・・・。

そして何より彼の技術に対する信頼だ。
今、こう思える人間は私の回りには数える程しかいない。

因に主治医は奥に映る、明らかに変な車に乗っている。
見事に回りから浮いている。

シビック時代同様、完全に街中に溶け込む事をコンセプトにしている我が愛機(わはは)
とは対極だ。


目を細めて見ると綺麗に見えるが、近くで見ると傷が沢山。
この疵痕一つ一つがこの車に凄みを与える。

昔はこういうのが沢山いたのだが、今では絶滅危惧種になってしまった。



さて我が愛機だが、やはり各部は年相応にヤレてきている。
樹脂関係、ゴムブッシュ、シール類。
やらなきゃならない所は沢山あるが、まずは足のOHとデフが先決。
できれば、全てのネジ類を新品にしたりブッシュ類の交換が先だが、ある程度のブッシュ類
は前のオーナーによって交換されているのでそこはそのまま活かしたい。
その上で今時の技術でバージョンアップを図りたい所だ。

その前にこの前のエビスで歪んでしまったブレーキ関係の交換もあるが
こちらはまだ部品が揃っていない。

ブレーキはS2000の泣き所だが、ここは純正形状でまず様子を見たい。

作業後、彼としばし今後について少し話を。
また彼に色々と御願いする事になるが、今度は日本酒でも持参しようか。

しかし、彼は私の主治医でもあるがライバルでもある。
こうまで我が愛機が丸裸にされてしまうと、私の戦略がまるで意味を成さなくなるな。

ま、喧嘩はステゴロが一番だw

彼に御礼を言い、家路を急ぐ帰り際我が愛機の調子の良さに驚いた。
当たり前の事を当たり前に何気なく行う凄さというのだろうか。
改めて彼の技量に驚いた。

ただ、本来サーキットを走るなら事後整備ではなく事前整備でなくてはならない。
整備をしても調子が変わらないくらいであるべきだ。

この辺は整備を怠った私の不手際もある。

それでもこの気持ち良さは、帰りの高速で終始顔がにやけてしまう程。
東名での我が相方のハッチャケぶりは想像の通りである。

帰り際、夕陽を望みながら良くサーキット走ってた頃を思い出す。
いつも帰りはこんな感じだった。
いつ停まるかヒヤヒヤしながらではあったが。

やっぱ車って面白い。
それは単純に走る事だけではなく、そこに至るまでの一連が、という事だ。

色々反省も多かったが、実に楽しい休日でした。

A life with DUCATI






今日は何の目的も持たず、ただフラフラしようと決めていた。

凍える寒さが心地良い。
しかし静謐な空気は我が相方に力を与える。
こういう日は、宥めるのに随分苦労する。

スロットルは一定の筈なのに前へ前へ出ようとするこの感じは、嬉しくて跳ね回ってる仔犬みたいだ。
都度、タンクに手を添えぽんぽんと二度叩く。

やがて猥雑な街を抜け前が開くと、ほっそりとした腰を抱き寄せスロットルを半ば強引に開ける。
街中ではつまらなそうにあげていた、少しだけヒステリックな彼女の声も甘い歌声に変わってゆく。

乗っている、というよりも繋いだ手を引かれていくような、嬉しさと楽しさと少し恥ずかしい
感じが入り交じった、何となくくすぐったい感じ。

狂ったように数字が跳ね上がり、バーグラフが踊る。
さっきまで見えていたアスファルトの目が、飛ぶように過ぎてゆく。
脳で感じる筈の”楽しさ”が、脹ら脛あたりからじわりと上がってくる。

しかしそんな時間は長くはない。
走れる場所が限られる冬は、自ずと道が込み合う。

結果、共存が難しい二種は、たびたび同じ道に犇めき合う事になる。

左腕が壊れる前にと、少しだけ上体を上げ道を外れる。
クールダウンする為に停めたハズなのに、彼女の横顔に見蕩れてしまう。
透明な冬の空気は、彼女の少し不機嫌な顔すら綺麗に見せてくれる。

髪をなぶる空気は冷たいが、火照った身体には心地良い。
普段は敬遠する缶珈琲ですら、身体に染み渡る。

気がつけば随分日も傾き、吐息も丸くなっていた。
現実的なリスクを考え、イグニッションスイッチをONにする。
今朝方、あれだけ嫌がっていたのが嘘みたいに軽やかに回り出す。

帰宅を急ぐ夕暮路ですら、楽しい。
来た道と同じ分だけ楽しめるのだから。

さて、もう一本。

タンクに手を添えぽんぽんと二度叩く。
ツーリングなんて言える距離ではないが、それでも僕には十分だった。

僕はこいつが大好きだ。

2014年1月8日水曜日

我が家の暴君2





寂しがりやのくせに一匹狼気取りの小心者。
必ず人について回るわりに必ず微妙な距離を取り”お前が言うなら・・・”という体を
とりやがるツンツンデレデレ野郎。

さらにはネコ缶ばっかり要求しやがる腐れ外道。
珠に本気でひっぱたいてやりたくなるが、それでも愛しくてたまらない卑怯者。

僕はこいつも大好きだ。

我が家の暴君1






ありのままに思うままに

鳴いて
叫んで
笑って
怒って
飛び回って

そして甘えやがるこのド畜生。
僕はこいつらが大好きだ。