2014年1月13日月曜日
本日モ晴天ナリ
本日はS2000で東名を一路東へ、右往左往。
先日の病的な寒波の影響か、路面は真っ白。
ただ、空はマヌケなくらい綺麗に抜けている。
是非ともオープンで走りたいところだが、我が相方はオープンにはならない。
とてもシャイなのだ。
晴れた空を少し恨めしく思いながら先を急ぐ事に。
ついた先はこちら。
今日は我が主治医に油脂類の交換と各部のチェックをお願いに。
普通、油脂類の交換だけなら近くでやる(もしくは自分でやるか)だろうが
言われた事しかしないようなお店なら、それでは誰がやっても同じだ。
勿論それはそれで経営判断なのだろうが、少なくとも私はそんな人間に自分の愛機を
任せるつもりは無い。
少なくとも高速代をかけてまでこんなに遠くまでは来ないだろう。
それでもここまで来たのは、自分のような車バカならやはり似たような車バカに
見てもらいたいと思うからだ。
そして私が見てほしいと思う所と主治医の見る所は殆ど一致する。
サーキットを走るなら”どこ”を見るべきか。
こういう弄り方をしているならどこを見るべきか。
FFなら、FRなら、AWDなら・・・。
そして何より彼の技術に対する信頼だ。
今、こう思える人間は私の回りには数える程しかいない。
因に主治医は奥に映る、明らかに変な車に乗っている。
見事に回りから浮いている。
シビック時代同様、完全に街中に溶け込む事をコンセプトにしている我が愛機(わはは)
とは対極だ。
目を細めて見ると綺麗に見えるが、近くで見ると傷が沢山。
この疵痕一つ一つがこの車に凄みを与える。
昔はこういうのが沢山いたのだが、今では絶滅危惧種になってしまった。
さて我が愛機だが、やはり各部は年相応にヤレてきている。
樹脂関係、ゴムブッシュ、シール類。
やらなきゃならない所は沢山あるが、まずは足のOHとデフが先決。
できれば、全てのネジ類を新品にしたりブッシュ類の交換が先だが、ある程度のブッシュ類
は前のオーナーによって交換されているのでそこはそのまま活かしたい。
その上で今時の技術でバージョンアップを図りたい所だ。
その前にこの前のエビスで歪んでしまったブレーキ関係の交換もあるが
こちらはまだ部品が揃っていない。
ブレーキはS2000の泣き所だが、ここは純正形状でまず様子を見たい。
作業後、彼としばし今後について少し話を。
また彼に色々と御願いする事になるが、今度は日本酒でも持参しようか。
しかし、彼は私の主治医でもあるがライバルでもある。
こうまで我が愛機が丸裸にされてしまうと、私の戦略がまるで意味を成さなくなるな。
ま、喧嘩はステゴロが一番だw
彼に御礼を言い、家路を急ぐ帰り際我が愛機の調子の良さに驚いた。
当たり前の事を当たり前に何気なく行う凄さというのだろうか。
改めて彼の技量に驚いた。
ただ、本来サーキットを走るなら事後整備ではなく事前整備でなくてはならない。
整備をしても調子が変わらないくらいであるべきだ。
この辺は整備を怠った私の不手際もある。
それでもこの気持ち良さは、帰りの高速で終始顔がにやけてしまう程。
東名での我が相方のハッチャケぶりは想像の通りである。
帰り際、夕陽を望みながら良くサーキット走ってた頃を思い出す。
いつも帰りはこんな感じだった。
いつ停まるかヒヤヒヤしながらではあったが。
やっぱ車って面白い。
それは単純に走る事だけではなく、そこに至るまでの一連が、という事だ。
色々反省も多かったが、実に楽しい休日でした。
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