1199STD。
テクノロジーの進化によって、様々なスキルが”平均化”されるようになった。
その恩恵は絶大で、機械がサポートをする事で、事故の低減や渋滞の緩和など
色々なヒトが様々な形でそのメリットを享受できるようになった。
ヒトが生み出すテクノロジーは、ヒトが”楽をする”方向にしか進化しない。
それは至極当然で素晴らしい事だが、その結果色んな意味で”個性”を失いつつ在る。
先週の土曜、こいつに試乗した時にそんな事を考えた。
勿論CBRのようなヒトに寄り添う優等生に比べれば、火の玉みたいな個性だし
眺めているだけでも綺麗な”バイク”だ。
特にサイドカウルの造形は秀逸だと思う。
やっぱり綺麗な深紅だしね。
ポジションは相変わらず辛いが、以前のモデルに比べればずっと乗り易いし軽いし
ちゃんと言う事聞いてくれる。
だが、どことなく”機械っぽいなあ”とか”冷たいなあ”という印象が正直なトコロ。
振動とか鼓動とか生き物感とか、そういう類いの比較ではなく。
結局僕はこの娘には惚れませんでした。
相変わらず綺麗な娘なんだけどね。
こんにちは
返信削除好きな1台というのは
メーカーで選ぶわけじゃないってことなんでしょうかね
そのマシンに乗ってるから
そのメーカーが好きになることはあっても
それは後付けの理由かな。
自分のマシンのメーカーを好きになるかどうかは
返信削除どちらかというとそのメーカーの”信念”とか”ポリシー”に
共感できるかどうかじゃないかな。
僕は昔ホンダ党だったけど、それはその当時のホンダのスタンスが
好きだったから。
S2000に乗ってても今のホンダは好きになれないからね。