Abnormal Humanity Organization
日本名”世界ヘンタイ機関”、通称AHOと呼ばれる特務機関に私は所属している。
日本では差別的に使われている”ヘンタイ”という言葉だが
世界では”ある能力が突出している”個人を指す場合に使うのが一般的であり
グローバルスタンダードになっている。
イノベーションという言葉が市民権を得たように、昨今、世界は変革の最中にあり
そのような時代では”尖った能力”を持つ人間が、より必要とされる。
だが、ある能力に秀でた人間は、平均的な人間が持つ至極当たり前の能力、要素が著しく
欠落している場合が在る。
結果、上手く社会に溶け込めず孤独を強める結果となり、才能を開花させる事無く
排除されてしまう場合が多々在った。
そこで国連は、当時バチカンに本部を置いていたAHOの前身である”社会復帰不能者対策機構”
に試験的に”度を超した上級のヘンタイ”共を集め、コミュニティに対応できるよう
教育を施し、また外界からの謂れの無い批判から彼らを守り無用の摩擦、衝突を避ける
為の組織を作った。
それが”AHO”である。
だが、元々何かを強制される事を極端に嫌う彼らは、基礎教育の過程で疲弊し始め
対人能力の獲得と共に元々持っていた”尖った能力”を欠落し始めた。
その為、彼らが持つ”尖った部分”維持させる為に導入されたのが”箱根プログラム”である。
つまり、今朝私が参加した所謂”早朝鍛錬”だ。
余談だが、このプログラムは一般人との無用な接触、摩擦を避ける為早朝のある時間だけ
行われる、”ある程度閉鎖された”場所で行われる時限プログラムである。
※私のブログは真面目に見ると頭が悪くなります。
今朝の訓練には久しぶりに拓さんが参加していたが、どうやら彼は一般社会との接点を
持ちすぎた為に彼の”尖った能力”が少し衰えてしまったらしい。
敢えて言おう。
我々は、どうあってもバカであり所詮バカであり結局バカなのだ。
外道はどこまで行っても外道であり、何をしても外道味にしかなり得ない。
外気温が30度を越える中、レザースーツに身を固め筋肉痛になるまでニコニコしてる
など一般社会の常識を逸脱した上級のドヘンタイである。
走り終えた充実感と安い缶珈琲の味がそれを証明する。
だが、人生の実と真実はここにあるのだ。
またのお越しをお待ちしておりますよ♫
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