2024年9月1日日曜日

You never know what the future holds.

 





実は8月のお盆の最中にウズベキスタンに行って来ました。
目的は会社の設立、つまり起業です。

今まで、割と保守的に生きて来た(わはは)僕が何故こんな冒険・・・
という名の暴挙に出たかというと、まぁウチの相方に引きずられただけなんですけどw

それと、もう一つ。
僕の人生の中心は箱根である訳ですが、当然車好き・・・いや車バカwです。
そんな人種なら一度はポルシェに乗ってみたいとか思うわけですが
普通にサラリーマンやってるだけでは、それも中々難しいわけです。
じゃ、ど〜すっかな?と言う話ですが、それもあって僕はスタートアップに夢を託したわけです。

でも、そのスタートアップが、特にハードウェアを扱うスタートアップの状況がまぁひどいw。
詳細は本人に直接聞いてもらうとしてw、そこでもポルシェは遠い落日だったわけです。

そこで降って湧いたように出て来た今回の話。
人生なんか一度きりだし、色々思うところもあり、まぁやってみるかと
ポルシェが欲しいと言う本音を隠しつつ、俗物感満載で出国したわけです。

ただ、行って見て分かったのは、経済が発展していく過程にある国はこんなに活気があるのかという事です。
日本の1960~1970年代、シンガポールの1990年代、中国の2000年代のような空気です。
以前、2016年に仕事で深圳に行ったが、そこまでではないにせよその時感じた”ワクワク感”に近いものを感じます。

今回は何の準備もしないまま"竹槍"すら持たず行ったので、殆どウチの相方のサポートのつもりで行ったのですが
自分のキャリアを向こうのビジネス協会(経団連みたいなトコ)で紹介したら
日本で言う厚生労働省傘下の研究所に急遽連れて行かれたり
文科省傘下のイノベーションセンターに連れて行かれて愚痴を聞かされたりw

まぁ、色んな事がダイナミックに起きる訳です。
既に日本の大企業に開拓され尽くした東南アジアでは、こうは行かない。
これは、まだ日本にとって未開拓であり且つえらい親日国であるウズベキスタンだからこそ。

結構得難い経験をして来ました。
ただし、旧ソビエト連邦でありロシア傘下であった事から中国資本は結構入って来てるし
陸続きである韓国資本はそれ以上に入って来ています。

正直、逞しいなぁ・・・と思います。

でも、ウズベキスタンで走ってる車の9割はシボレーなのですが
その中にスズキとGMの連合の名残なのか、旧規格の軽ワゴンが結構な割合で走ってました。
軽ワゴンだけでなく軽トラもちらほら。

ウズベキスタンの人達は車大好き人種なのですが、日本車のこういう愛され方を見ると
なんかこう、結構グッと来るものがありますw
(因みにほぼ100%仕事車です)

因みに、どこで聞いても日本車の評判は高いですが、二重内陸国であるウズベキスタンは
日本からだと物流コストがかなり高額になってしまう上に、外車は関税が100%なので
どんな車でも高級車になります。

最近、ウズベキスタンではBYDのEVが流行っていますが、ウズベキスタン国内に工場がある
関係で関税がかからないのと、デザインや内装が今風でカッコ良いので
値段以上にコストパフォーマンスが高く見えてしまいます。

BYDのEV、現地のウーバーみたいなサービス(Yandex)で何度か乗りましたが、全然悪くないですよ。
ただし、僕が運転した訳じゃないのとEVだからこその部分(NVHが低い、低重心)が際立ってた事もあり
EV同士の比較ではないので、単純な評価にはなりませんけど。
それに、車の場合はディーラーサポートのようなアフターサービスが結構重要ですしね。

ま、日本で買うか?と聞かれれば、僕はマツダのディーゼルを買うでしょうけど(あくまで街乗り専用として)。
ただ、BYDのEVは”自動運転車をゴールにしてそこからバックキャストで作った車”という印象で
”EVにせよICEにせよ自家用車両の代替品”という感じの既存メーカーとは、多分コンセプトそのものが違います。
この辺りは、ロボットで散々新規事業をやって来た僕にはものすごく興味深い所です。

さて色々書きましたが、暫く僕は中央アジアと日本を行ったり来たりするかもしれません。
当分の間、今までのようなペースで箱根には行けないかもしれませんが
行けなくなったらなんの為の起業か!という話になってしまうので、諸々調整してまた出勤したいと思います。
ま、今週は台風による大雨でどちらにせよ無理でしたけどね。

いずれにせよ、なんだかよくわからない展開になってきた”オレの人生 中央アジア激闘編”w
待て次号w!


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