2018年1月29日月曜日
車の価値って
チャリンポの途中で見つけたこの車。
どっかで見た事あるような車故に一瞬のデジャブ、その上で考えたのが雪道特訓用に
実家に置いておこうかと考えてみたが価格を見て喉から手が出る程吃驚。
・・・程度にも因るんだろうけど、一昔前は腰が抜ける程底値だった”あの頃憧れた車”が
今じゃ顎が外れるくらい高価格。
22Bならお値打ち価格、若しくは一桁違う値段ならそれこそ雪道用になんて考えは霧散してしまった。
ちょっと気になって22Bの中古価格調べてみたら程度が良いと1000万するのね。
いやあ、狂ってるw
1000万出すならもうちょっと頑張ってケイマンGT4を買うね、僕なら。
無論、それで箱根某所に通う。
僕は昔、ビガーやアコードインスパイアに恋い焦がれる健全なドレスアップ派だったので
車をカッコ良くして磨いて見て悦に入る気持ちも分かるけど、もったいなくて
箱根を走れない(つまり猛者と戦えない)のでは今の僕に意味はない。
GT4も大概高額だけど、同じ価格でも”機能”に対して払うのと”希少価値”に払うのでは意味が違う。
・・・ん〜、なんだかいつの間にか随分歪になったもんだな、車業界も。
もう世界の趨勢は電動化に舵を切ってしまったのでもうこんな車は二度と出ないのは間違いないんだけど
それにしたってどうかと思うな、この価格。
”欲しい車がない”ってのは10年前から言われてた事だけど、ここまで来ると”メーカーの怠慢”じゃすまないね。
”企業側の都合”を無理矢理買わされているだけだもん、これじゃ。
いつの間にか高額になった新車にしても、気が付いたらお高くなってしまった中古にしてもね。
なら、もう誰も車なんて買わないよ、シェアリングと自動運転が台頭すれば尚更。
いくら”モビリティサービスの会社になる”って言っても、車の絶対数が下がるんだから
ビジネスは必ずシュリンクする。
車検や整備、その他サービスもそれに追随して縮小するのでその影響はかなり大きい筈。
つまり、今と同等の企業規模を維持したいなら”別の新しいモノやサービス”を提供しないと
すぐに立ち行かなくなる。
そう言う時こそ”買ってくれるファン”の存在が重要になると思うんだけどな。
現状、マツダ以外の日本メーカーはそれらを一切無視してるような気がするね。
これじゃ20年後の日本の未来は”みんなで没落”がメインシナリオです。
・・・なんだかな。
・・・なんだかなぁ。
インプレッサの価格の話から随分飛躍しましたがw、そんな事を思う今日この頃です。
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