2011年6月26日日曜日

Gデバイス

最近、世界中の技術者研究者のハートを射抜いたモノがある。

キネクトだ。

これはゲームデバイスの一つであるが、ハードがX-box360とあって日本では今ひとつ馴染みが無いかもしれない。
しかし、これがスゴイ。

RGBカメラ、深度センサー、マイクロフォンを装備し、プレイヤーの位置、動き、声、表情を認識する事が出来る。
つまりWiiのように直感的な操作が出来る上、Wiiのようにコントローラを使う必要が無い。
言ってみればモーションキャプチャのようなものであるが、マーカーを人体に装着する必要が無い。
(モーションキャプチャは大体”全身タイツ”のようなものを着なくてはならない)

しかも、日本円で15000円程度と破格の安さである。

ただし、これを使って世界中の技術者研究者がゲーム創りに没頭しているわけではない。
空間キャプチャ、物体認識、音声認識のデバイスとして利用方法を模索しているのである。

例えば、これをラジコンヘリ(クアッドローター)に搭載し自律航行並びに環境を認識する事による
3Dマッピングを可能にしている。
以前紹介したARdroneを”ジェスチャー”でコントロールする、なんてのもある。

又、キネクトをモーションキャプチャのように使用し、おもちゃのロボットの制御を、プレイヤーがした動きと
同じように制御する事も可能だ。
※マスタースレイブ

中には”ズゴック”を制御する猛者もおり、さながら”ズゴックファイト”の様相を呈している。
因みにスーパーモードは無い。

さらにはPC上の”初音ミク”をマスタースレイブで動かすソフトも存在する。

遠隔制御だけでなく、AR(拡張現実)的な使われ方もされており、バーチャルな試着や
なりきりスターウォーズなんてのもある。
仮面ライダーやなんとかレッドに変身する事も可能だし、カメハメ波だって魔法だって使える。

視覚障害者の目の代わりとして、一部では医療への適用も研究されている。

このように多種多様な研究がされており、将来が非常に楽しみなデバイスである。
ただし、発売されてまだ半年程度であるため、本当に必要なもの、有用なもの、楽しいものが
これから取捨選択されていくのだと推測している。

私、個人としてはキネクトをテレビに繋げたい。
そうする事で視聴者の姿勢、視線、表情etcを読み取り”興味津々度”を数値化したい。

例えば前のめりで一点を凝視していれば興味があることの表れだろうし、逆に視線が
定まってなければ興味は薄い事になる。

これによりTV番組、CMへのより確度の高い生の情報が得られるだろう。
そういう情報を欲しがる企業は星の数ほど存在するだろうし、ユーザーニーズを探る上でこれほど
頼りになる情報はあるまい。

ただし、プライベートな空間情報を発信する事に対する様々な問題があるだろうが・・・。

そしてもうひとつ。
私が小学生の頃、コミックボンボンで連載していた”プラモ狂四郎”
劇中に登場する”プラモシミュレーション”もキネクトをAR的に使えば実現可能だ。

自分の作ったプラモデルを自分の思う通りに動かす・・・。
これって結構憧れた人多いんじゃないかな。

これも実現したら楽しそうじゃないw?

色々間違ってるのは否めない




こんな時に箱根に上がろうなんて奴ァヘンタイだ。
こんな時に箱根で朝練しようなんて奴ァは、訓練されたヘンタイだ。

つまり、私はどうしようもないということだw

・・・
・・・
・・・
・・・そんな目で私を見るなw

Sky Net


正直吃驚した。

出所がスイスというのもそうだが(実はアインシュタインの母校)、まるでホンダのP2を見た時と
同じような違和感を感じる。

例えばラジコンヘリを自律航行させる技術は存在する。
だが自律航行させるという事は人の手を借りず機械自身が”見て””判断”しなければならない。
つまりなんらかのセンサーが必要になる。
(最近ではX-boxのキネクトを使うのがトレンド)

加えてこのクアッドローターは二台でボールを打ち合ってる。
という事は”動体を捉える事”と”ボールの軌道に合わせて制御する”事が必要になり、しかも
制御アルゴリズムは”相手にきちんと打ち返す”事が必要になる。
※動画を見ると分かるが、相手にボールが飛ぶようにおしりを上げるように制御している。

ただし物体を捉えるモーションキャプチャカメラと、それを基に動きを制御するコンピュータは外部にある。

それにしても・・・ホントなんかシュワルツェネッガーちっくな世界になってきたw。

こりゃ、なんとかキャンプに入隊してサバイバル技術を少し磨いた方が良いかなw

2011年6月24日金曜日

GABレボR&レボⅡ

米沢の高校生、二年がかりでEVを完成

いやぁ、いいですね!!
ウチの地元からこういうニュースが出てくるとは!

私はこの高校の出身ではないが、単純に嬉しいね!
是非、その道に進んでいただき、たい!

説明によると地元企業のバックアップを受けて、とあるがエナックスが一枚噛んでるのかもね。


それにしても20年後には・・・

「よお、珍しいな。お前がダムに来るなんて」
「モーター手巻きにしたんでね。それのナラシさ」
「へえ?遂に手巻き入れたんだ。」
「ああ!今までの倍さ。ま、ここなら無敵かな。そうだ、お前も手巻きにすれば?」
「オレは今のが気に入ってるんだ・・・」

互いに譲らぬモーターの自慢話。
彼らがダムを後にしたのはあたりが夕焼けに染まるころだった・・・。


なんて会話になってるのかね?

ま、私や私の悪友共はこんな手合いを時代に逆行するような”走る雑貨のボロ車”で追っかけ
まわして若い芽を狩るんだろうねw。

2011年6月18日土曜日

パスタの国からこんにちは

世の中には魂を揺さぶる言葉、いや言霊がある。

”チタン”
”カーボン”
”削りだし”

これらが心の琴線に触れる諸兄も多いのではないだろうか。

”ワンオフ”
”リバースヘッド”

”限定”
”50%オフ”

”素人”
”制服”

同様にこのような言葉も存在するが、もし何か一つでもこれらの言霊がアナタの魂を砕くというなら
速やかにAHO、日本名”世界ヘンタイ機関”が出資するリハビリプログラム”早くニンゲンになりたい”
を受けることをお勧めする。

そう、手遅れに、なる前に。


さて本題だ。

車好きとは名ばかりの一部のキ〇ガイ集団には有名ではあるが、そのブランド力と実性能が
かけ離れており、全く持ってそのブランドバリューが通用しないパーツメーカーがある。

ブレンボだ。

フェラーリやポルシェ、日産GT-Rのように莫大な開発費を払うことのできる車なら兎も角として
その他のブレンボキャリパーはほぼ”使えない”。
有名なところではDC5インテRやインプレッサ等がそうだろう。

ストリートでの存在感は抜群であるが、サーキットに持ち込んだ途端その本性を現す。
小豆色に変色し、開いて、フルード漏れを起こすのだ。

一言で言えば”根性無し”である。
性能だけで言えば、鋳鉄キャリパーの方がずっと優れているのだ。

では何故、わざわざそんなもんをつけて売るのか?
簡単に言えば”プレミア性”や”特別感”を出したいからだ。

もっと言えばそっちの方が売れるからだ。

それらを見て聞いて体感して知っている一部のキチ〇イ達はブレンボを全く信用していない。
私もそうだ。

故に我が愛機にブレンボが付いていても、正直なんとも思わなかった。
ただ、モノブロックであることには感動したが。

だが、その観念は我が愛機Ducati1198によって完全に覆された。
少なくとも二輪のブレンボは”血が逆流する”ほどの減速Gを感じることが出来るからだ。

ただし、ムルティストラーダのABSに関しては走りに積極的に使えるABSではない。
ABSが効き出すと、空走感が感じられ制動力に不安を覚えるような制御であるからだ。
これは分解能が少し荒いのか、もう少し細かく制御すれば改善されると思われる。

だから、ムルティストラーダのクラッチレバーが折れ、1198からノーマルレバーを移植し
1198のレバーを買わねばならなくなった時、私の心は既に決まっていた。

これだ。


ラジアルマスターシリンダー、19RCS&16RCS。

きゃっ!!
かっちょええ!!
ヲヲヲヲ~ん!!
着けるの楽しみ!!

申し訳ない。
少し取り乱してしまった・・・。

でも、この気持ち・・・わかるよねw

”消臭力”

最近非常に気になっているモノがある。

i-pad2だ。
いや、i-pad2だけじゃない。i-phoneやi-podもそうだ。
でも、秀逸はMac book air。

今更、プロダクトとしてのApple製品に興味があるわけじゃない。
それらのCMが、私のハートにズッキンドッキンなのである。

前述したMac book airのCM。
もう放送はしていないが、これはホント良いCMだったと思う。

表現がもう、ホント秀逸。
一切何も語ってないのに、アピールポイントが一目瞭然。

日本企業のCMにありがちな、基本スペックや売り、価格を所狭しと書いてアピールする表現。
これってエンジニアや研究者がよくする、”簡単な事を持って回した言い方で難しく語る”を
地で行くやり方。これは、ホント彼らの悪いクセだと思う。
それをそのままCMにしてるのが、日本企業には多い。

クアッドコア、Core i5とか言われても、わかんない人はわかんないよね。
車で言えば衝突安全ボディとか、今やそれらは”前提”なのであって、CMで流す事じゃない。

難しい技術用語を垂れ流すよりも、その製品で何が出来るか、どこへ行こうかとか
その先を想像できるような表現の方が余程面白い。

Mac book airのように、言葉じゃなくて”売り”を比較、比喩表現で簡潔に映像で示した方が
スペックの羅列よりも何万倍もグッとくる。

ノンテクニカルの人や比較的技術に疎い人たちには、こういう表現の方が余程響くと思うな。
Appleの強みってこういう事も一役買ってると思うんだ、私は。

その他にも”フリスク”とか”インテル”とか、面白いCMは他にもあるが、どちらかといえば外資が多い。

どうも日系は言葉が多いというか、説明が長いというか・・・。
映像で引き付けて置いて、最後に一言ドン!みたいな方が面白いと思うんだけどな。

外資にせよ、日本にせよ意図は”買ってくれ”の一言なんだけどね。

そういや、昔、カップヌードルのCMで、原始人が出てきてバタバタ騒いだ挙句最後に

”Hungry?”

って出てくるCMがあったけど、あれは面白かったな。
ああゆうCMが作れれば、同じ製品でもきっともっと売れるよ。

見てるこっちも楽しめるしね。


因みに私のブログにありがちな
”くだらない事やどうでもいい事ををわざと難しい言葉で真面目に語る”
やり方は、この辺の悪い癖を踏まえた上で。

逆に面白いかなと。

例えば”Trick”の上田教授とか”からくりTV”における”サザエオールスターズの半田健人”みたい
事をブログで表現できないかと試行錯誤を繰り替えしてはいるが・・・

中々そうそう美しく転がらないのが、人生ってものさ(遠い目)

2011年6月14日火曜日

オブジェクショ~ン!

最近、某峠マンガでスカシた兄ちゃんがNSXで椿走ってるけど・・・

椿でNSXって・・・速いか?
あそこ、狭いしそんなに速度乗らないよ?

上までいけばそれなりに速度がのるトコはあるけどさ。
正直、椿は車にせよバイクにせよ真面目に走った事なんて殆ど無いけど、3Lは辛いよ?

ウチの地元で言えば、ブドウマツタケラインみたいなトコなんだぜ?
大体、もっと高速よりの箱根某所でさえ、真面目に走るとNSXには少し窮屈なのに。

下半分はほぼ2速オートマ、偶に3速。
コーナーバリエーションはそんなに多くなく、ヘアピンが多めで、ガツンとブレーキ踏んで
くるっと回ってガツンと加速・・・みたいなことを繰り返す。
上行くと少し高速よりで、3速使うかな?って感じ。
下よりは3速パーシャルで抜けるのが若干多いかね。

大体椿のレイアウトはこんな感じ。
バイクにしたって2ストニーハンが主流だもん、あそこ。

車なら、テンロクが一番速いと思うよ、椿は。
あとは効率の良い4駆ターボくらいかな。

結局、乗り手次第でしょって言われればそうなんだけどねw

でも、車のディメンションって、思ったより大きな差になると思うけどなぁ・・・。
いや、ま、別に良いんだけど、なんとなく納得できなくてねw

2011年6月12日日曜日

Lost

どぅえええ~い!

燃えろ、俺様!
唸れ、上腕二頭筋!
吠えろ、大腿四頭筋!

如何なる障害も我が魂の前には無意味と知るがいい!


今週末は”今後”について色々考えなければならないことが多くどうも気分が滅入る。

何れにせよ必要なのは覚悟だけで、後は考えるだけ無駄だ。
体力が余ってるから余計なことを考えるのだ。
極限まで体力を削れば、その余裕も無くなるはずだ。

そこで、裏山を自力でヒルクライム。
普段は農道を歩くのだが、今日は逸れてみた。

←これが裏山、頂上付近。写真は以前撮ったもの。

冒頭の勢いは15分と持たず、徐々に沸き
上がる後悔の念。

しかも、まだ昼前なのに段々薄暗くなってきた。

ま、裏山だし、迷うことはないわ。
ケ、ケケケケータイもあるしな!


不安を消すようにケータイを見てみると、何故か圏外。

あ、アレ?

ま、まあ、電波の届くとこ行きゃなんとかなるさ。
Googleマップ見りゃいいし、Yahooの地図だって・・・。

ここで、大事なことに気がついた。

現在地が分かっても自分が”どの方向に向かっているか”が分からなければ地図など無意味。
コンパスなんぞという非科学的なモノなどない私に方角など知る由もない。

あ、アレ?なんかやばくね?

脳裏に浮かぶは明日の三面記事。
”会社員近所で行方不明、所詮元山大生か”

そして決定的な事実。
私は方向音痴だ。

この時点で約二時間のロールプレイ。
徐々に焦り出す私。

不安を消すように聞いていた携帯音楽プレイヤーからはユニコーンの”Maybe blue”が。
いや、Maybeじゃなくてメッチャブルーなんだけど・・・。

すでにもうここがどこだかよくわからん。
ここでプレデターが出てきてもなんの違和感もない、湘南ジャングル。

・・・落ち着け。こんな時は手のひらに”人”って字を書いて三回飲めば落ち着くはず。
その効果かどうかわからんが、音楽を止め耳を澄ますとかすかに聞こえる音が。

”・・・タタンタタン・・・ンゴーザッシュざっしゅ・・・”
あ!電車の音だ!新幹線か!

遠くに新幹線の高架と農道が見えた時、私は不覚にも腰から砕けてしまった・・・。

その後無事帰宅し、バイク屋さんに今後の相談をしに行ってきたが、セルフのコーヒーが
あれほど美味しく感じたのは初めてではないだろうか。

それにしても規模の大小を問わず山を舐めてはいかんな。

ホント、生きてるって素敵w
ま、気分だけは無駄に晴れやかになったのでそれで良しとしよう。

2011年6月11日土曜日

ヒステリック・ブルー

今夜はやけに”上”が喧しい。
どうやらガールズトークで盛り上がってるご様子。
ガールズトークだなんて聞こえはいいが、大半が呪いの言葉である。

気持ちは多少わかるが、隣近所に響きわたるくらいの音量ならもはやそれはトークではない。

シャウトである。
半ばデスメタルの集いと化している二階ではきっと縦ノリ系の超絶パフォーマンスなのだろう。


「自衛隊の制服って何?はぁ?みたいな」

・・・
・・・
・・・フム。

自衛隊とはまたツウだな。豪気だ。相当なツワモノと言える。
私はその辺の専門家だが、ついぞ最近聞いたことがないな。

ひとつ聞いてみたい。
根性無しの草食系とどちらが良いのか、と。
世の中の男がその二択になる訳ではないが、今の世の中割とその辺に落ちている話だ。

それともうひとつ。
そんなに”ダメ!”ばかりでは、男はその内余所で満たすようになる。
”好き”と”したい”が必ずしも一致しない男は意外と多いのが現実だ。

他人同士なら、許し合わなきゃ。
なんでもかんでも”OK”ってんじゃない。
歩み寄りが大事なのですよ。

ま、今日は毒出し、デトックスみたいな集まりなんでしょう。
私はものすごく迷惑だが(T_T)

2011年6月8日水曜日

別れても好きな人

ガレージきくち一派の走行会in TC1000

いや~、良いですね!!
灼けたタイヤやオイルの匂いがここまで感じられるよう。

最近は誰も走ってないのかって思ってたが、結構いるね、”社会復帰不能者”達がw
なんだか嬉しくなっちゃった。

中でもブルーのハチロクトレノ。
格好いいですねえ!!

でも、男は黙ってGA2シティでしょw

オーバーハングなんて殆ど存在しないフロントまわり。
車体の四隅にタイヤがついてるようなジオメトリー。
そして安普請のボディw

めっちゃかっけぇ!!

こいつのエンジンをD15B(VTEC)に換装した上でメカチューンを施しつつターボ化してえ!
ハイコンプローブーストで点火時期は可能な限り進角させてさ。

キュンキュン回る感じで!
パワーなんて170psも出てれば十分。
タービンなんて32Rの純正(x1)でいいからさ。

タイヤはフロント205-50-15、リアは195ー55-15あたりか?
バッテンのロールケージ巻いてリベット留めのバーフェンつけて、車高短べったべたで爆音でw

か~!!めっちゃかっけええ!!
”ブルドッグ”みたいな感じで仕上げたらぜってぇカッコイイって!!

しかし、前のシビック売ってから大分経つが、趣味ってあんまり変わんないのねw
私のシビックもこんなだったっけw

エンジンはB18Cに換装。
ピストンはB16B、カムは戸田の”Bプラス”カム。
動弁系はB16Aのものを使って(バルブ飛び対策)ポートはさらう程度に研磨。
圧縮比は大体12くらいで、パワーは実測220~230位かなぁ?

制御は無限のN1ECU改。

このエンジン、めっちゃ速かった!
フラットトルクだし、パワーも出てたし、オイル減らないしw(←B型はこれ重要)。

因みにBプラスカムってのは、主治医のレース屋さんが戸田のカム削る人と仲良かったので
特別に作ってもらったもの。

大体BカムとCカムの中間くらい。
288/294ぐらいだったかな?リフト量は12mmくらい。

結局カムもNCで切削して作るので、プログラムさえ変更すればどんなカムでも作れる。
だからこんな事が可能なのです。

ボディは各部スポットで補強してロールケージ溶接しつつ、ウレタンでトドメw
足はオーリンズのねじ式。バネはスイフトでF16kg、R14kg。
力のかかるとこだけ無限の強化ブッシュ入れて。

デフはATS。イニシャル上げてバッキバキw。
交差点でも”バキンッバキンッ”って鳴いてたのが懐かしい。

そうそう、オーリンズはOHした時にショート加工もしてもらってた。
大体50mmくらいショート。
バネが比較的柔らかいのは主戦場が箱根某所のため。

そして、キャンバーはF4度、R2.5度くらい。
これは調整式のアームでは到達しえない角度。

実はレース屋さんにアームを曲げてもらったのです。
そういうベンダーがあるんですよ、レース屋さんには。
N1なんかだと純正しか使えないから純正のアームを曲げてキャンバーを付けるんです。

で、どんな車体特性だったかと言えば・・・とってもデンジャラスでしたねw

元々、アンダーオーバーの判断はコースの最も速度の乗るコーナーで判断するべきと私は思ってる。
私の場合、それはエビス西の裏の高速コーナーにあたる。
ここを4速全開で抜ける事を目標にセットアップしてた。

そうすると、半端な速度と半端なアクセル開度では逆に曲がらないような車になる。
しかし、逆を言えばアクセルを開けながらコーナーを抜けられるので慣れればものすごく楽しい車w

アクセル開度や全開率はかなり高かったんじゃないかな。
ただし、低速コーナーは苦手になっちゃうので、そこは車ではなくドライバーが曲げる。

これで箱根某所をメインに、毎週のように朝焼けレーシングに喧嘩を売ってはフルボッコにされてたw

ね?変わってないでしょw?
バイクでもやってることは何も変わってないのも見逃せないねw

あ~・・・
エビス西走りたい!!

メインストレート4速180kmからフルブレーキングしつつ2速に落としたい!
裏の高速コーナーを逆バンクで4輪ドリフトしながら4速140kmで駆け抜けたい!
(↑随分具体的w)

こうして書いてみると、やっぱ私は”こっち”側の人間だわw

2011年6月7日火曜日

Drink Hazard

「なんだか今日の礼央さん、”泥”みたいですよ」

人を表す単語として”泥”が適切かどうか、”有識者による査問委員会”の回答を待たねばならないが
今日の私は朝から人間失格だったのは間違いない。

原因は昨晩の少飲暴食。
おかげでいつもの”クール”なイメージ(わはは)は影を潜め、一日中目が”とろん”。

カラダはドロドロ。

今日の予定は会議がいくつかと、検討事項が数点。
デスクの上にいつも通り”お店”を広げ、ゆらゆらふらふらワーキング。

・・・本日、”でろり庵”営業中ですw。

状況を打開するため、ホテイ兄さんのドーピングやKOKIA姉さんの癒やしを試すが全く効かず。

ただただ、泥のごとくw

ケモノみたいな生活を送っていた私が、”魚旨いな”とか”漬物最高”とか言い始めた辺りから感じていたが・・・

無理のきかん年になったもんだw。

2011年6月2日木曜日

一寸一杯

なんとなく帰りたくなくて、夜の街をふらふら。
そこで”行きつけの店”へ行くことに。

これから一生酒なんぞ飲まなくても一向にかまわないぐらいド下戸の私。
しかし、この店は例外。

国道を見渡せる席に陣取り、軽く一杯。
火照った体に、染み渡る清涼感が気持ちいい。

ギネスにも似たこれは、”甘め”だがコクがあり、そしてどこか懐かしい。
”ビン”で出されれば、どこか郷愁を誘う水彩画のような佇まい。

うん、美味し♫
毎日飲みたいと思うほどではないが、偶に思い出したように飲みたくなるから不思議なものだ。

「おまたせしましたぁ~♫」

一緒にお願いしていたメインディッシュは、溶けたチーズが艶っぽい。
香ばしい匂いが、我が魂を揺さぶる。

ん~・・・。
ディナーとしてはささやかではあるが、食に興味のない私には十分。

それにしても、この店の店員さんは教育が行き届いている。
バイトであれ、社員であれお金を貰っていれば責任が生じるわけだが、それを実践しているのが見て取れる。

それを理解できない人間も偶にいるだろうが、そんな人間は結局消えてゆく。

ま、そんな話はどうでも良い。
このお店、店員さんの制服姿が可愛らしいのだw

それだけじゃない。
なんと”スマイル¥0”なのである。

しかも、メニューにちゃんと書いてるところが素晴らしい。

ただ欠点もある。
余計なものまで勧めてくるのだ。

「一緒に~もいかがですか?」

”創られたものだ”と分かってはいるが、その言葉は笑顔と共に、我が魂を砕く。
マーケティングとしては、非常に高度な戦略と言える。
だがそれでも、”要りません”なんて言葉は慎むべきだ。
それが大人の嗜み、余裕というものだ。

それに、女の我儘はアクセサリーみたいなものさ(ルパン調)


「ありがとうございました~!」

さて、と。
帰らなきゃね。

”帰りたくない”のは変わらずだが、そう思える程度には事態は好転した。

そして、ワンコインでここまで話が膨らめば、投資回収としては十分な費用対効果だw