2023年7月23日日曜日

初めて”手を挙げた”日

 



夏の箱根は最高だ。
朝でも茹だるような下界をすり抜け箱根に上がれば、そこにあるのは爽やかな空気と青空
・・・そして両手いっぱいの悪意w

今朝方、僕はリハビリのつもりで箱根某所に向かった。
いつも通る”邪道”口ではなく正統派な”正面口”に向かったのも、今朝は一人で練習しようと
いつものパターンを避けて態々そちらを通ったのに、その正面口で朝焼けさんトコの百鬼夜行と鉢合わせ。

しかも、先に歩いてゲートに向かい料金を支払い車に乗り込みエンジンスタートした瞬間に出会う始末。

これは・・・(悪縁か良縁かは兎も角)縁だよなぁ。
しかも僕には前科があった。二度目を回避したら、最早朝焼けさんを追う資格はないだろう。

僕は覚悟を決め、朝焼けさんトコの百鬼夜行の殿を務める事に。
思えば、シビック時代を含め箱根某所全領域を朝焼けさんとフルでやり合うの初めて。
いつもは偶然の出会いを装ったゲリラ戦による散発的な戦闘が主だった僕にとって、20年越しの会敵。

・・・で、走ったワケなんですけど、これはキツイっすね〜w
TBK辺りを一本走って身体を慣らしてれば兎も角、(僕の方は)いきなり全壊なんだもんw
リハビリのつもりで来たのに、何故かいきなり実戦w

でも、一緒に走り出すと不思議なもので、なんとなく身体は慣れていく。
コーナーを抜ける度、アクセルのオンオフを繰り返す度に精神が研ぎ澄まされていくのが分かる。
明らかに昨日適当に走った領域とは別の領域で我が相方にアクセルを入れる。

これだよ、これ。
昨日、令和らしい平和な車遊びを満喫した時は”もうこれで良いんじゃねぇか?”なんて思ってたが
今朝の箱根某所は、ここだけ昭和の車遊びが今だに現役である事を確認w

いやぁ、やっぱり楽しい。

ただ、復路は半分くらい”クーリング走行”になってしまった。
ちょっと物足りないな・・・なんて思ってたのは僕だけじゃなかったらしく
途中後ろに下がったS氏も含めて”もう一本行こうかな?”なんて思ってた。
ところが、それは僕とS氏だけではなく、先頭張ってたデスネ申様とパイセンも同じ事を企んでたらしく
僕を含めたこの4台でさらにもう一本、リスタート。

良く良く考えてみたら僕以外はみんな重量配分50:50のFR。
いやぁ、これは組み合わせが悪い(得意不得意が露骨に出てお互いの良い部分が発揮できない)なぁ・・・
なんて思ってたのだが、意外とそうでもなく全体的に見れば割とマッチした会敵になったと思う。

ただし、往路の場合は三国から先のダウンヒル区間の前半部分、復路の三国から先のダウンヒル区間の細かい部分では
やっぱりNCや86のFR勢に噛み付くのは中々難しい。

これは車の特性上仕方ないのだが、それでもやられっぱなしはちょっと・・・ねぇ。

確かに得意不得意は露骨に出てしまうので、S2000の時のように上から下までクロースコンバット
というわけにはいかないが、それでもやりようはあるな・・・という手応えをつかんだのは収穫だった。

それと、途中パイセンの珍しい失敗を間近で見れたのは面白かったw
(結構ヤバかったんだけどw)
因みに、Uターン地点でデスネ申様とパイセンが”窓から手を上げて合図してた”ので
喜び勇んで僕も必死にそれやろうとした結果、窓から手を出すのにモタモタしちゃって
非常に中途半端な合図になってしまったw
(僕のエキシージはくるくるハンドルなのです)

うん、この合図するの、ちょっと嬉しかったw

その後はいつものように口を走らせるwわけだが、今朝は珍しく組長の弟子(33スイフト)が来てた。
僕はかつてシビック使いだったし、ここを走り出した2000年頃から今に至るまで
速いFF乗りは正直数える程しかいなかったのもあり、興味を惹かれて色々話し込む事に。
ついでに、ここを走る際のFFの走らせ方を簡単に伝授。

ひとつ気が付いたのは、しっかり作り込んだ車のキャパの中で上手く性能を引き出し走らせているという事。
それはそれで大したものだと思うが、そのキャパを超えてしまった時の対処の仕方を覚えた方が良いかも。
それと、車による特性とここ箱根某所の道の特性を掛け合わせると、自ずとラインが見えてくるのだが
まだそこの引き出しが狭い。
そこは経験次第なので、もっと走りこんで”苦労”をしてほしいな。

なんにせよ、高齢化が著しい箱根某所なので、若手には優しくしないとw
でも、久しぶりのFFトークも楽しかったな。

いやぁ、今朝は久しぶりに楽しかった!
ここを走れる内燃機関車は一応3台持ってる僕だが、ちょっと前に全滅wしちゃって腐りきってたこともあり
久しぶりに走った箱根はやっぱり格別。
しかも百鬼夜行も経験できたしね!

やっぱり、夏の箱根は最高だ!


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2023年7月22日土曜日

What a wonderful WORLD.

 

漸く車検から戻ってきた我が相方エキシージ。
しかも今週は悪2000のK氏が東京出張でこちらに戻ってくるという事で、早速土曜の朝から出勤。

しかも、乗ってきたのが息子さんの86w
親子連れで来箱w

英才教育ですねw

ま、今日は久しぶりのK氏へのご挨拶という事で、特にドラマもドンパチもなく実に静かな朝。
いや〜・・・平和だね〜w
日曜の朝はあんなに殺伐としてるのにw

ま、偶にはこういうのもね。
では、またお盆にお会いしましょう!


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2023年7月2日日曜日

貝殻亭の思い出


 




僕は元々バイクが嫌いだった。
ところが、ネットで偶々見かけたDUCATI1198に一目惚れしてしまい、しかもチャリンコ用の
合羽を買いに行ったバイク屋さんはどういうわけかDUCATも扱っていた。
そこで、なんとなく1198の見積もりを取ってみたら、新車のプリウスと同じくらい。
当時はバイクの相場なんて知らなかったし、”アレ?安くね?”と勘違いした僕は免許もないのに1198を買ってしまった。

その日のディーラーさんから帰る道すがら、僕は近所の教習所に申し込みをし
そこから僕のバイクライフが始まってしまった。

当時はそれまで乗っていたEG-6を売った後だったし、色々思うところがあって暫く車から
離れていたこともあり、”バイクに乗る”ということが車に慣れた僕にはとても新鮮だった。
風を感じる事や暑さ寒さをダイレクトに感じる事、何より車では得られなかった
”一人で走っても楽しい”という事に半ば中毒気味なくらいハマっていた。


いずれにせよ、僕は2010年前後に突然バイクにハマってしまった。
当然そこには1198の存在があったワケだけど、それと同等以上に当時一緒に働いていた拓さんの存在もあった。

僕が免許を取って車にハマってしまったように、彼は友人のバイクの”音”に痺れてしまい
そこからバイク道へ堕ちてしまったらしいw

バイク道の先達という事と同じ東北出身者ということもあり、2009~2011の週末は殆ど一緒になって
箱根某所や西伊豆・南伊豆を走り回ってたような気がする。
暗くなった秋口の寒い伊豆スカを二人して凍えながら帰ってきたのは良い思い出ですw

僕が10年以上経っても今だに”バイクって楽しい”と思えるのは、この経験があったから。
初めて膝を擦った時の感触は今だに覚えてるしね。
因みにこのブログの本来の意味は”ドカブログ”だったはずなんだけど、いつの間にか某所日記になってしまいましたw

そんな僕に取っての二輪の伝道師拓さんなのだが、実家の宮城県に帰る事になりました。

仕事及びご自身の人生の都合なので仕方ないのですが、後一回くらいは真城峠を一緒に走りたかったな。
ま、それはコバルトラインでやりますかね。

何はともあれ、お疲れ様でした・ありがとうございました。
今後ともよろしくです!


あ〜・・・1198乗りたくなってきた。
早く戻ってこないかな。

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