起きてみると信じられない時間帯を示していた我がiPhone。
一瞬、Appleの陰謀か?とも考えたが、恨まれる筋合いはない筈だ。
先ずは落ち着こうと煙草を一本燻らすも、出て来るのは名案ではなく冷や汗のみ。
するとミッキーパイセンから言外に”なぜ来ないのか”の文字が滲む様な”きやがれ”メールが一通。
僕は覚悟を決め急ぎ支度をし、国道一号線を飛ぶ様に我が相方を走らせる。
飛んでいけたらどれほど楽か、いやなぜ僕の相方は飛べないのかと筋違いの疑問が浮かぶもすぐに頭から消す。
最近、箱根某所に顔を見せないとすぐに”きやがれ”メールが来る様になってしまった。
通信手段こそメールの体をとってはいるが、これは実質的な”召集令状”である。
返事は”はい”か”イエス”、情状酌量の余地も無く即実刑、もちろん執行猶予など概念すら存在しないそれは
民事刑事どころか軍事政権下での軍事法廷と同等である。
8:30前に到着はしたが、最早ピークは過ぎややまったりモードの箱根某所。
軽く一本流してみたが、今朝は意外と食わない路面。
足元をすくわれない様に慎重に走るが、(復路の)命の泉付近の変形S字の切り返し左コーナーで突如ガス欠症状が。
それ以降は出なかったが、Gとコーナーの曲率とリズム次第では今の燃料ポンプではもう限界かもしれない(経年劣化による)。
いよいよ燃料ポンプやら細かい所のリフレッシュが必要か・・・などと考えていると我が相方はさらに難題を突きつけてきた。
帰り際、軽く一本流すかと思いコースインするとなぜか気がついたら後ろにミッキーパイセンと多摩県さんが。
間にいたボクスターも含めると計4台で軽く一本。
調子良く走っていると、先ほどガス欠が出た時と良く似たシチュエーション(復路、変形S字の右コーナー)で
今度は突如エンジンがストップ。
突然、ステアリングが重くなり一瞬アームが曲がるか何かしてタイヤが変な方向に向いてしまったのか
とも考えたが、良く観察してみるとメーターが消え、エンジンが止まり流していた音楽だけが延々再生されている。
慌ててクラッチを切りエンジンのスタートボタンを押すが何も反応しない。
後ろにいるパイセンに伝えなきゃと急ぎハザードを上げ、そのまま命の泉の駐車場にピットイン。
(ご迷惑をおかけしました)
そこで、一旦キーを戻してもう一度捻りスタートボタンを押してみると何事もなかった様に
我が相方は再始動した。
一緒に走ってたパイセン達に事情を説明し、今朝はそれでお開き。
あとは普通に帰って来れたのだが、突然の事に喉から手が出るほどド吃驚。
状況を整理して原因は何かと考えてみると考えられるのは3つ。
①先ほども出た燃料系の何かしらのトラブルでエンジンストップ。
②点火系含めた電気系の何かしらのトラブル。
③キーアクセサリーがヒール&トゥの際に右膝にあたりキーを回してしまった。
この中で①というのは正直可能性が薄い。
あまり聞いたことがないし、この場合はエンジンそのものにダメージを与える可能性の方が高い。
因みに③のトラブルは
M兄弟の弟(今は
S2000)も一度やってしまったらしく、一度警告を受けた事がある。
事の原因が③ならアクセサリーを外せば良いのだが、その割に右膝に何か当たった感触が無い。
そうすると一番可能性が高いのは②。
実は我が相方にはセキュリティが組まれているのだが、現状それを使用しているわけでも無く実際はただのバラストになり下がっている。
なら、外せば良いのだがこの解除にはコードが必要で、しかもそのコードは既に失われている。
ま、特に実害もないのでほっとくか・・・なんて思っていたのだが、スターターボタンを押しても
エンジンがかからない(特に暑い及び熱い時)という症状が頻発し、どうやら
その原因がセキュリティの配線っぽい。
点火や燃料系のリフレッシュ(の予定)に、最後はこれですか・・・。
ま、しかし全壊中にエンジンストップとか流石に怖い上に生殺しも良いとこなので
どこかで時間とってきちんとやってもらいますかね。
これで、シーズンオフの主治医の工数獲得合戦は僕が一歩リードwでしょうか。
いやあ、それにしてもホント死ぬかとw
でも”売った喧嘩”を回収してからでないとくたばるワケにはいきませんからね!
うん、今朝も楽しかった!!
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