2013年10月13日日曜日
Before departure3
少なくとも僕にとって、バイクのコーナリングは進入が全てだ。
車体の姿勢、速度、フォーム、荷重の掛け方etcetc・・・
アナログ以外の何者でもないこれらの要素が噛み合った時にこそ至高の瞬間が訪れる。
しかしながらこれらは全て、ある条件を前提とする。
それは車体に対する信頼性と路面を読む力である。
今朝は外気温が15℃と、随分秋色めいた箱根某所。
日陰では寒い程。
無論路面温度も人肌を遥かに下回る。
こういうシチュエーションでは、経験値が低い僕は少しずつ探って行くしか無い訳だが
そういう乗り方の場合、僕の走りは途端に破綻を来す。
これぐらいのペースならカラダずらして走らなくても、と考えてしまうからだ。
事実、最初の3往復ぐらいまではまさにその通りで、結果ギクシャクした走りになってしまった。
これは僕の悪い癖だ。
何も街中の速度域で車体にぶら下がる必要は無いが、それでも走りがぎこちないなら是正はすべきだ。
ソレ以降は徐々に路面の状態も分かり始め、車体にカラダを預けて走れるようにはなったが
それはそれとして、もう少しカラダ中のセンサー感度を上げねば。
色々課題はあるが、やはりDUCATI1198での箱根某所は面白い。
進入が決まった時のカットイン、流れる景色を浴びながら開けるスロットル、加速感。
簡単には得られないからこその達成感。
飛び上がりたいくらいだ。
ただし、今日は連休中日。
観光の邪魔になっては申し訳ない。
今朝は早めに退散した。
季節を考えればもう何度も上げれはしないだろうが、冬枯れが来るまではまた相方を連れてきたい。
さて、まずは明日の仕事がんばりますかね!
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