2013年9月23日月曜日

進撃の半沢2199

殆どテレビなんぞ見ない僕が、最近ヤラレてしまった。

・宇宙戦艦ヤマト2199
・半沢直樹
・進撃の巨人

↑こいつらに、だ。

旧作宇宙戦艦ヤマトは恐らく僕が生まれて初めてハマったテレビ。
毎度まいどワクワクしながら見てた覚えがある。
そういや、買ってもらったヤマトのおもちゃすっごい気に入ってたっけ。
波動砲から座薬みたいな玉が飛び出すヤツ。
子供にしちゃ結構大っきなサイズで、一抱えもあったんだよな・・・。

なんて事を考えながら見てたヤマト25話。

・・・デスラーは一体何がしたかったんだ?

「艦長に会いに行く」
なんて気障ったらしく言い放ち白兵戦を仕掛けはしたものの、沖田艦長に会う
どころか味方に撃たれてあっさり撤退。
悔し紛れにデスラー砲を撃った挙げ句ガッツリ自爆。

気取っちゃいるが、彼の空回りがハンパ無い。
まあ、この後しゃしゃり出てこようがこいつはもう青い肌の小物野郎。
小木曽かお前は。

というか、この新作ヤマト・・・
いや、面白いんだが、なんかずっとフラット。
ガミラス本星に突入した時も、随分あっさり攻略しちゃった。

何か、もう少し盛り上がりがあっても良くない?
”うお〜!!”とか”燃える〜!!”とか、そういう要素が出る前に波動砲であっさり決着だもの。
森雪助けに行った時も、古代君勇ましく出て行ったけど、バツ悪いぜアレw。

旧作には無い、勧善懲悪ではないトコロはスゴく面白いトコだけど、も少し”燃え”要素が
あっても良いのでは?

あと、薮の再就職はホッとしました。


で、先ほど名前が出た小木曽の小物感がハンパ無い”半沢直樹”。
これも”え?え?これどうなんの?”といつもハラハラドキドキさせてくれる展開の妙。
気持ち良いくらいの小悪党を最後の最後の最後で、一発逆転ちゃぶ台返し。

こちらは今日が最終話。
見せ場は最後の大和田常務との一騎打ち。

やっぱり面白かった。

ただ、今までは窮地に追い込まれながらも、色々伏線を張りながら最後に”奥の手”みたいな
のが出てきて一気に状況を引っ繰り返す、その過程が気持ちよかったし面白かった。

が、今回はあんまりそういう感じではなく。
最後の”取締役会”でのやり取りに時間を食われすぎて、他がちょっと中途半端に見えた。
もう少し、伏線に時間をかけてほしかった。
タミヤ電気も、最後になんかありそうな空気を感じさせつつも結果スルーされて終わったし。
近藤君も、先週末に比べて扱いが雑。

面白かったドラマだし、続編もあるだろうが、もう少しこうさ・・・ねえ?
スッキリさせてほしいわ。

期待のさせ方も、少し間違うと残尿感に似たモヤモヤした感じになっちゃいます。


で、進撃の巨人。
これ、原作は読んでるので、あらすじは知ってるがそれでも毎度楽しみ。
何より”立体機動”がカッコ良い!!
これに尽きる!!

ヤマトも半沢もそうだが、”絶対無理だって!”と叫びたくなるような状況に
諦めずに立ち向かう話は、やっぱり見てて面白いよね。

てか、燃える。
僕はそういうのが好きだ。


最近は、どんな世代でもテレビ離れが叫ばれて久しいし、事実、僕なんかも動画
は見てもテレビは見なくなっていた。

でも、それってテレビだ動画だって話じゃなく、結局コンテンツ次第だよね。
ネットの力とかテレビの力とか以前に、面白いものはテレビで見ても面白いし
つまんないものはスマホで見てもつまんない。

動画が面白いのは、利害関係が薄く、単純に本人が”面白い”と思って投稿するからであって
テレビのように、”面白いもの”を創るのは二の次で”売れるもの”を勝手に誰かが選別
して流しても、誰も見ないよね、そんな恣意的なもの。

なんだか、これって今の日本のものづくり企業の状況とそっくり。
売れてない数字が取れないってのは、結局は選ばれてないってだけ。

エゴや都合を押し売りしても、もう通用する時代じゃない。
供給過多の今の時代じゃ、代わりはいくらでもあるんだし。

ちゃんと考えないと、業界問わずそれこそ”倍返し”だなあ、とふと思った連休中日でした。

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