一号車から数えて約4年。
それでも毎週のように、こうして箱根に上がっては繰り返す
我が愛機Ducati1198とのFun ride。
全く飽きない。
これほどエモーショナルな乗り物は無いように思う。
細かく見ていけば、どんな製品も部品の塊でしかないのだが
乗り物として動き出すと、途端に輝き出す。
それは設計者の意思とも言うべき、強烈な自己主張。
デザインレビューを繰り返す事で個性を削ぎ取られ、無難なトコロに落ち着く事を良しとしない
火の玉のような信念。
僕はこういうのに惹かれる。
そして、今朝の僕は割と乗れていた。
いつもいつも巧くいく訳ではなく、寧ろその逆の方が多い中で
思う通りにラインが取れた時の達成感。
そんな時に見せるこの娘の表情はとても優しいのだ。
そうすると、増々この娘に惹かれる悪循環。
そりゃもう、帰りの箱根新道は終始ニコニコさw
が、箱根を降り最近ハマり気味の薄皮あんぱんを買った所で
この熱さで不機嫌になったのか、ウチの娘がうんともすんとも言わなくなってしまった。
(原因はイモビの不調)
結果、レザースーツとメット、グローブとブーツのフル装備で主治医のところまで
バイクを押して歩く事に・・・。
炎天下の中、約1kmの死のロード。
何やってんだろう、とか。
中学の時こんな事があったな、とか。
アイツ今どうしてるかな、とか。
朦朧とする意識の中で、色んな事を考えましたw
もう、ホント走馬灯です。
それでも楽しかったと言える僕は、”ああ、もう手遅れなんだ”と妙に納得した一日でした。
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