2012年2月15日水曜日

格差社会への挑戦

人心を惑わす製菓メーカーの謀略。
それは最早国家レベルの策略であり、寧ろシビリアンコントロールと呼ぶべきもので
知らず知らずの内に国民は踊らされている。

この状況を鑑み、行動を起こしたのが故バレンタイン少佐であり、彼によって造られた
組織がBAC、つまりバレンタイン撲滅委員会である。

彼は、国家や企業によって意図的にミスリードされ、一部の”特権階級”にのみ権力や報酬が
集中する言わば”日本版カースト制度”のような現在の状況を憂いていた。

しかも、その特権階級でさえ状況は芳しいものではない。
”それ”を受け取れば”契約の証”となり、一月後にはその数倍の規模で返済を迫られ
その返済内容によっては”査定”を著しく落とす事になる。
かと言って”それ”を拒否すれば、”デモ隊”に囲まれ精神的打撃を被る事になるのだ。

そこで彼は言われ無き格差社会を是正し、真の意味での平等な理想社会の建設を目指したのである。
これが、バレンタイン撲滅委員会の理想理念であり、最終的な目標である。

しかし、これは最早過去の話だ。

結成当時の崇高な理念も当局の執拗なハニートラップにより忘却の彼方に置き去りにされ
いつしか委員会は裏切りと密告の温床となり、派閥抗争の末四分五裂。

事実上瓦解した。
これが、私がかつて所属したバレンタイン撲滅委員会の全容である。
※真面目に受け取らないでください

あれから数年。
今年も2月14日がやってきた。

今では足を洗った私ではあるが、一度道を外したものは一生外道であるらしく
ドラマチックな展開とは無縁なただの14日。

追われているのは仕事だけw
乾涸びそうな毎日さ(遠い目)

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