2015年4月19日日曜日

人生には余裕が必要だ



午前中だけなら持つかと、箱根某所に向かいはりきって乗った西湘バイパスにて
ポツラポツラと雨粒が・・・。

開始五分で全力帰宅。

・・・いや、まあ、いいんだけど、なんか切ないわ。
オーリンズ試したかったんだが、まあ天候不良なら仕方ない。

一昔前なら”箱根だけ晴れているかも・・・”と強行しただろうが
僕はリスク回避という技を覚えたのです。

実際、箱根だけ晴れてるもしくは雨降ってるなんてしょっちゅう。
だからと言ってリスクオンで行動しても大体8:2で酷い目に遭うw

ま、次を楽しみにしましょう。


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2015年4月18日土曜日

The game has begun




確か3往復目だったと思う、濃いガンメタリックのR32GT−Rがのそりと駐車場から出てきたのは。

それまで僕は、フロントに対して一瞬遅れるような挙動を示すリアのセッティングをどうしようかと考えていた。
つまり6〜7割程度のペースで色々考えながら、何方かと言えば目を慣らすつもりで箱根某所を
楽しんでいた筈だった。

だが、今僕の目の前には先ほどのGT−Rがマフラーから火を噴きながら
箱根某所の往路を駆け上がっている。

ハイブースト仕様なのか、どうも燃調が濃い目らしい。
時折飛んでくる小石は、相手のタイヤがハイグリップで在る事を物語り、かつ挙動を見れば
そのタイヤに合わせてきちんとセットアップされている事が良く分かる。
あれだけフロントヘビーのR32GT−Rで、これだけプッシュできるのはその信頼性の現れだ。

速い。
気を抜けば一瞬で消えてしまいそうだ。

ただ、時折乱れる挙動はやはり”重さ”から来るものだろう。
うまく去なしてはいるが、ベース車体のジオメトリーはどれだけ弄っても”個性”として必ず残る。

そして、ここに至るまで三国峠までのハーフで1往復、フルコースの往路をこなしているのだ。
このフルコースの復路ではその重量がかなり効いてきている筈。
つまり、三国峠までの上り区間で僕がどれだけついていけるかが勝負になる。

下りはS2000、上りはGT−Rに分が在り、上り下りに関わらずコーナーの
進入から真ん中まではS2000、立ち上がりはGT−Rに分がある。

だが、上りにも関わらず立ち上がりでそれほど離れていかないのは、アクセル開度の違いの他に
もしかしたらターボの特性が関係しているかもしれない。
つまりターボラグが大きいのだ。

これだけ情報が揃えば十分だ。

GT−Rとの差はコーナー一つ分。
この為に僕は、都合3本先頭を走り突っ込み重視のペースを作ったのだ。

僕は三国峠から先の下り区間で勝負をかけるべく、我が愛機S2000をダウンヒルに放り込んだ。

最初のストレートが短い中速コーナーで足がかりを作り、勾配がキツくなるその後の下り区間で
僕はGT−Rを追いかけ始めた。

コーナー一つ分の差は瞬く間に溶けて消え、事態は完全なドッグファイトの様相を呈していた。
ストレートらしいストレートが無いこの下り区間では、ブレーキングが強力な武器になる。
ここではRB26のパワーも存分には活かせない。

これが楽しくない訳が無い。
仕事上のトラブルも腹の立つ事もこの時ばかりは頭から完全に消える。

僕はフロアを踏み抜かんばかりにアクセル踏んでいた。
きっと顔は笑顔で満ちあふれていた事だろう。

僕の狙い通り、ここでは乱戦になった。
この先が上り区間で、明らかに不利になる僕はその前の時点でこの状態に持ち込みたかった。
そうすれば上りながらの左の高速コーナーを起点に、RのパワーにSの足回りで勝負できる。

そして事態はその通りに進行し僕の初戦は終わった。

その後Rのオーナーさんと車談義。
この方とは初対面だが常連さんで良く見かけていたので予想はしていたが、やはりというか”本気組”だった。

だが、もし良く見かけていなかったとしても僕はこの人の本気さ加減と速さはすぐに理解できたと思う。

彼もそうだが、車同士で意思の疎通が出来る人は殆ど例外無く速い。
何度かペースダウンを余儀なくされた時でも此方の意思を瞬時に理解してくれるので
安心して絡む事が出来る。

そして10km前後のこのコースで、恐らくラップタイムにすれば1秒も違わない
人と本気で無差別級のバトルが出来る。

これほど熱くなれる事が他に在るだろうか。
勿論暗黙の了解やルールとマナーを守った上での話だ。

今から10年程前、まだ”流行っていた”時期ですら本気組のGT−Rとバトルする事は殆ど無かったが
雰囲気のあるGT−Rと勝負できた今朝は本当に楽しかった。

気分は上々、初戦としては最高だ。
キクチ君のインプレッサも仕上げは上々のようで、こちらも楽しみだ。

今年はいつも以上に楽しくなりそうな、そんな予感がする。


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2015年3月22日日曜日

行きはヨイヨイ


午後から少し時間が出来たので箱根上空へ。
静かなこの時間帯に上がったのは、少し考えたい事があった為。

パッケージの変わったマルボロと缶珈琲をお供に、遠くに相模湾を望む
この場所で一人ブレインストーミング。

今日の下界は初夏みたいな空気だったが、日が落ちる前の箱根はまだ冬の色。
流石に冷えるので、早々に退散。

結局上がっただけになったが、それでも気分転換には十分。

だが、何故か箱根新道の下りが上から下まで大渋滞。
伊豆からの帰宅渋滞だろうか。

バイクと違って車なので、この程度の渋滞ならそれほど苦にはならない。
ブレーキを鳴らしながらゆっくり帰宅。

しかしこの渋滞・・・。
例えば、自動運転導入すれば解消する・・・のか?

全ての車が自動運転でしかも最初から最後まで自動運転なら、理屈上制御遅延による
渋滞しか発生しないので、かなり快適になる筈。
でも、この”全ての車が自動運転でしかも最初から最後まで自動運転”という
前提条件は基本的には有り得ない。

なら”半分の車が自動運転で行程の半分が自動運転”という条件ならあり得るだろうか?

・・・割と現実解のような気もするが、何かの流れを制御する場合、その流れの
要素の半分程度しか自分の管理下に置けない、逆に言えば半分は”何しでかすか分からない”
浮動因子が存在する状況って、真っ当なロジックにならないと思うんだが・・・。

でも一番の問題は”求められている事”と”実際に出来る事”が著しく乖離している事。
最初から最後まで完全な自動運転なんて、シンギュラリティを越えても難しい。

そうは言っても”寝れない”自動運転なんて価値が無いよね。
この問題は落としどころが難しい・・・なあ。

この辺の、自動運転とかAIとかの話はまた後日、機会があれば何処かでねw

なんだか今日は取り留めの無い話になってしまいました・・・。

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2015年3月16日月曜日

New season brings a new game


随分春めいてきた、最近の下界。
色々なものが動き出す為か、どこか何となくソワソワしてしまう。

甘い匂いに誘われて上がってみれば、箱根もすっかり春の空・・・いや、まだ冬枯れの空気。
少しヒヤッとする気温もそうだが、塩で真っ白の道が”まだそうではない”と告げている。

ま、今日は気分転換。
状況が確認できればそれで良いのだ。

今シーズンが開けるのは、もう少し先だね。


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2015年3月8日日曜日

SPORTS CLASSIC SPORT1000




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Stealth




所用で訪ねた馴染みのバイク屋さんで見かけた最終型の848EVO。
出た当初はあんまり好きではなかったが、こうしてちゃんと見るとカッコ良い。

つや消し塗装は少し間違うだけで随分チープになるが、これはちゃんと高級感が在る。
おまけにオーリンズ、DTC、クイックシフター、そしてアルミタンク。

箱根辺りだとこれぐらいが一番楽しいだろうな。

正直赤白黒のコルセカラーの848の方が好みだけど、これはこれでカッコ良い。
強いて挙げれば、つや消しカラーなので磨く楽しみがないが、それは無い物ねだりだね。

それにしても僕が惚れたこのデザインは今こうして見ても秀逸。
早く僕の1198もカッコ良くなって帰ってこないかな♫


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