エビス後、意外と満身創痍だった我が相方S2000。
大したタイムでもないのに過負荷って事は、それだけ意にそぐわない事をしてしまったと言う事。
そりゃ、主治医に小言も言われるw
まあ、それは兎も角(笑)
今回、エビス後のメンテの他にお願いしていたのは、フロントロアアーム
コンプライアンスブッシュのピロ化。
走り出せば前後の違いなんか何処かに置き去りにしてしまう僕としては”言う程変わるか〜?”
なんて思っていたが、走って吃驚喉から手が出る程たまげましたよボクは。
何コレ?ってくらいにフロントが入っていく。
しかも切れば切っただけコーナーを削っていきやがる。
ステアリングでタイヤのエッジを削る感触と言えば良いのか・・・。
今までだって、ボヤけたインフォメーションではなかったハズが、交換前後の感触で言えば素手と軍手ぐらい違う。
何て言うのか、丸くなった消しゴムと角が使える新品の消しゴムくらい違う・・・と言ったら分かるかな。
今までの”これ以上だとフロント逃げそう”って言う所を華麗にスルーしてさらにイン側を削りに掛かる。
こりゃ、すごい!
でも、正直メリットばっかりでもない。
良くも悪くも路面を正確にトレースするので、アンジュレーションや轍なんかも正確に拾う為
街乗りでは少し疲れる。
純正サスが持っていた良い意味での曖昧さ、不感帯が無くなって路面の悪さや運転の適当さ加減が
もろに露呈する感じ。
ただし、足がきちんと動くので凹凸やギャップの去なし方はもの凄く上品になる。
僕の場合は同時にEPSも修理してもらった(正確にはトルクセンサー)ので
やたら軽く感じてしまった事もあり、街中では少々気を使う。
また、今回エビスで試した減衰設定が”伸びて縮まない”方向でそのままのセットで交換になった為
フロントだけがイヤに動く方向になってしまい、リアだけバタバタするようになってしまった。
首都高の継ぎ目も”トトン、ダンダン!”みたいな感じで大変バランスが悪い。
後ほどこれは前後のバランス、伸縮も含めて設定をやり直したい。
実際にはリアも部分的にピロにして足をやり直せば、もの凄く良さそうなフィーリングなのだが
今の時点ではフロントを軸にくるっと廻りそうw
改めて考えると、これは前後セットでやるべき話だったなあ。
うん、まあ、こんなに変わるとは思わなかった(笑)
それと研磨してもらったローターは頗る調子が良い。
ジャダーのないブレーキって素敵。
これでまた突っ込んでいけるワ!
でも、ここまでやって今週末は雨w
早く試したいのですけどねえ。
総合的に見れば、コンプライアンスのピロ化は効果大。
ただし、フルピロまでは要らない。
ブッシュの持ってる良さも含めて適度に曖昧さを作ってあげないと
S2000の場合は張り詰めた仕様になるかも。
あとは箱根某所でもう一度様子を見ますかね。
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